







Alexei Ogrintchouk
アレクセイ・オグリンチュク
モスクワ、プラハ、パリなど数々の国際コンクールで優勝し、1998年にはジュネーヴの権威あるCIEMコンクールで第1位を獲得。1999年にユヴェントス賞、2000年にナテュクシス財団賞を受賞。2002年には、ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュジク・クラシックで外国人アーティスト新人賞および聴衆によって選出される賞の2つを獲得した。2007年には、ボルレッティ・ブイトーニ・トラスト賞を授与された。
20歳でワレリー・ゲルギエフ率いるロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の首席オーボエ奏者となる。2005年8月からはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席オーボエ奏者を務めている。
13歳からソリストおよび室内楽奏者として世界中の一流ホールで演奏しており、これまでに、マリス・ヤンソンス、ミシェル・プラッソン、アンドリス・ネルソンス、ケント・ナガノ、ダニエル・ハーディング、ジャナンドレア・ノセダ、ファビオ・ルイージ、トゥガン・ソヒエフ、ファビオ・ビオンディ、イルジー・ビエロフラーヴェク、ステファヌ・ドゥネーヴらと共演している。
室内楽では、ギドン・クレーメル、ラドゥ・ルプー、トーマス・クヴァストホフ、タベア・ツィンマーマンらと共演。また、ヴェルビエ、BBCプロムス、シティ・オブ・ロンドン、カンヌのミデム、プラードのパブロ・カザルス、コルマール、ロッケンハウス、モスクワ、アムステルダムなど数々の音楽祭に招かれている。
ここ数年は指揮者としての活躍も目覚ましく、マリインスキー歌劇場管弦楽団、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団、ブリュッセル・フィルハーモニック、BBCフィルハーモニック、フランス国立ロワール管弦楽団、ヴェルビエ音楽祭室内管弦楽団、ジュネーヴ室内管弦楽団、リトアニア室内管弦楽団、スウェーデン室内管弦楽団、カメラータRCO、ラハティ交響楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、クレメラータ・バルティカ、 セビリア・バロック管弦楽団、アムステルダム・シンフォニエッタなどに客演している。
録音では、バッハ、モーツァルト、シューマン、スカルコッタス、R.シュトラウスなどの作品をBISレコード、ペンタトーン、ハルモニア・ムンディよりリリースしている。
2011年9月にモーリス・ブルグから引き継ぎ、ジュネーヴ高等音楽院のオーボエ科の教授として教鞭を執る。また、ハーグ王立音楽院の客員教授も務めているほか、世界各地で行っている数多くのマスタークラスも好評である。
1978年、モスクワで音楽家の家庭に生まれる。グネーシン音楽大学でオーボエを学んだ後、パリ国立高等音楽・舞踏学校に進学し、モーリス・ブルグ、ジャン=ルイ・カペッツァリ、ジャック・ティスらのもとで学ぶ。オーボエと室内楽の2部門で1位を獲得している。
使用楽器は「マリゴ」。
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