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ピアノ アレクセイ・ヴォロディンAlexei Volodin

PROFILE


 非常に繊細なタッチと技巧的才能が高く評価されているアレクセイ・ヴォロディンは、世界屈指の一流オーケストラから常に引っ張りだこの存在である。桁外れに多様なレパートリーを有する彼は、ベートーヴェンやブラームスからチャイコフスキー、ラフマニノフ、プロコフィエフはもちろんのこと、スクリャービンからガーシュウィン、さらにはシチェドリンやメトネルまでも自在に弾きこなす。
 今後のハイライトとしては、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、SWRシュトゥットガルト放送交響楽団、NHK交響楽団、ウラディーミル・アシュケナージ指揮シンガポール交響楽団、リール国立管弦楽団、バルセロナ交響楽団との共演が挙げられる。近年では、ロンドン交響楽団との共演でBBCプロムスにデビューを飾ったほか、ボーンマス交響楽団、スウェーデン放送交響楽団、デンマーク放送交響楽団、BBC交響楽団、フィレンツェ五月祭音楽祭管弦楽団、RAI国立交響楽団、シンフォニア・ヴァルソヴィア、ベルギー国立管弦楽団と初共演を果たしている。
 また、マリインスキー劇場管弦楽団とのツアーや、ミュンヘン室内管弦楽団とのスペイン・ツアー、さらにヨーロッパ各国15箇所で演奏会を行うNFMヴロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団とのツアーなど、ツアー・ソリストとしての予定も目白押しである。室内楽奏者としても熱心に活動しており、ボロディン弦楽四重奏団、カザルス弦楽四重奏団、ソル・ガベッタらと頻繁に共演している。
 リサイタルでは、ウィーン・コンツェルトハウス、アムステルダムのコンセルトヘボウ、フィルハーモニー・ド・パリ、ロンドンのインターナショナル・ピアノ・シリーズやウィグモア・ホール、モスクワ音楽院大ホール、フランクフルトのアルテ・オパー(旧オペラ座)、ミュンヘンのヘラクレスザール、チューリッヒのトーンハレ、マドリード国立音楽堂、バルセロナのカタルーニャ音楽堂などのホールで定期的に演奏している。また、シェイクスピアの没後400年となる2016年には、『シェークスピア・イン・ミュージック』と題した特別プログラムを演奏することになっている。
 マリインスキー劇場と同劇場管弦楽団とは長年にわたり友好関係を築いており、昨シーズンはアーティスト・イン・レジデンスを務めた。任期中には、2014/15年シーズンのオープニング・リサイタルやベートーヴェンのピアノ協奏曲マラソン・コンサート、さらにプロコフィエフの5つのピアノ協奏曲全曲を弾くコンサートなど、多様なプログラムを披露した。
 最新の録音は、2013年にチャレンジ・クラシックス・レーベルからリリースされたラフマニノフ作品集。これまでに、シューマン、ラヴェル、スクリャービンの作品も録音している。また、ショパンの作品を録音したCDは、クラシカ誌のショック賞とディアパゾン誌の5つ星を受賞している。
 音楽祭に招かれる機会も多く、キッシンゲンの夏音楽祭、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ、サンクトペテルブルクの白夜祭、モスクワのイースター音楽祭など、数々の音楽祭に度々登場している。
 アレクセイ・ヴォロディンは、1977年レニングラード生まれ。モスクワのグネーシン音楽大学で学んだ後、モスクワ音楽院でエリソ・ヴィルサラーゼに師事した。2001年には、コモ湖国際ピアノ・アカデミーに進学。2003年、チューリッヒで行われたゲーザ・アンダ国際ピアノ・コンクールでの優勝を機に、国際的にその名が知られることとなった。
 ヴォロディンは、専属のスタインウェイ・アーティストである。

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