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ピアノ アレクセイ・ヴォロディンAlexei Volodin

PROFILE


 非常に繊細なタッチと華麗な技巧が高く評価されているアレクセイ・ヴォロディンは、世界屈指の一流オーケストラから常に引っ張りだこの存在である。桁外れに多様なレパートリーを有し、ベートーヴェンやブラームスからチャイコフスキー、ラフマニノフ、プロコフィエフはもちろんのこと、スクリャービンからガーシュウィン、さらにはシチェドリンやメトネルも自在に弾きこなす。
 今シーズンは、モントリオール交響楽団とアントワープ交響楽団へのデビューのほか、スイス・ロマンド管弦楽団、ロシア・ナショナル管弦楽団、中国国家大劇院管弦楽団と再共演。また、マリインスキー劇場管弦楽団と共にゲルギエフ・フェスティバルに再登場する。最近のハイライトとしては、ロンドン交響楽団との共演でBBCプロムスにデビューを飾ったほか、ケント・ナガノ、アレクサンドル・ヴェデルニコフ、ワレリー・ゲルギエフ、ヴラディーミル・アシュケナージ、ディーマ・スロボデニュークらの指揮のもと、ナポリ・サン・カルロ劇場管弦楽団、RAI国立交響楽団、NHK交響楽団、マリインスキー劇場管弦楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、スウェーデン放送交響楽団、デンマーク放送交響楽団との共演が挙げられる。
 また、ピエタリ・インキネン指揮SWR放送交響楽団とのドイツ/スイス・ツアー、アレクサンダー・リープライヒ指揮ポーランド国立放送交響楽団とのドイツ・ツアー、ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団との南米ツアーにも参加している。
 リサイタルでは、ウィグモア・ホール、ウィーン・コンツェルトハウス、アムステルダムのコンセルトヘボウ、LSOセント・ルークス、バルセロナのカタルーニャ音楽堂、また2014/15年シーズンにアーティスト・イン・レジデンスを務めたマリインスキー劇場などで演奏する。他にも、フィルハーモニー・ド・パリ、ロンドンのインターナショナル・ピアノ・シリーズ、モスクワ音楽院大ホール、フランクフルトのアルテ・オパー(旧オペラ座)、ミュンヘンのヘラクレスザール、チューリッヒのトーンハレ、マドリード国立音楽堂などのホールで定期的に演奏している。
室内楽奏者としても熱心に活動しており、ボロディン弦楽四重奏団と定期的に活動するほか、ジャニーヌ・ヤンセン、ジュリアン・ラクリン、ミッシャ・マイスキー、ソル・ガベッタ、モディリアーニ弦楽四重奏団、カザルス弦楽四重奏団、クレモナ四重奏団らと共演している。
 最新の録音は、マリインスキー・レーベルからリリースされたゲルギエフの指揮によるプロコフィエフのピアノ協奏曲第4番。チャレンジ・クラシックス・レーベルでラフマニノフ、シューマン、ラヴェル、スクリャービンのソロ作品も録音している。また、ショパンの作品を録音したCDは、クラシカ誌のショック賞とディアパゾン誌の5つ星を受賞している。
 音楽祭に招かれる機会も多く、キッシンゲンの夏音楽祭、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭、エヴィアン国際音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ、サンクトペテルブルクの白夜祭、モスクワのイースター音楽祭など、数々の音楽祭に度々登場している。

 1977年レニングラード生まれ。モスクワのグネーシン音楽大学で学んだ後、モスクワ音楽院でエリソ・ヴィルサラーゼに師事した。2001年には、コモ湖国際ピアノ・アカデミーに進学。2003年、チューリヒで行われたゲーザ・アンダ国際ピアノ・コンクールでの優勝を機に、国際的にその名が知られることとなった。
 ヴォロディンは、スタインウェイの専属アーティストである。

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