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ARTIST
VIOLA

Mazumi Tanamura

店村 眞積

 京都生まれ。6歳よりヴァイオリンを始め、東儀祐二、鷲見三郎、江藤俊哉の諸氏に師事。全日本学生コンクール、日本音楽コンクール、民音コンクール(室内楽部門)などの受賞歴を重ね桐朋学園大学を経て、1976年イタリアに渡り、P.ファルッリに師事。その後指揮者R.ムーティに認められ、フィレンツェ市立歌劇場首席ヴィオラ奏者となる。1977年ジュネーヴ国際音楽コンクールヴィオラ部門第2位入賞。以後ヨーロッパ各地でソリスト及び室内楽奏者としても活躍。ジュネーヴ音楽祭など多くの音楽祭に招待され、桐五重奏団ともヨーロッパツアーを行う。
 1984年に帰国後は、読売日本交響楽団ソロ・ヴィオリスト、2001年から2011年5月までNHK交響楽団ソロ首席ヴィオラ奏者を歴任する一方、ソリストとして読響、N響、東フィル、札響、パイヤール室内管などと共演。また、サイトウ・キネン・フェスティバル松本、霧島国際音楽祭などには毎年出演。小澤征爾の信頼も厚くサイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団のメンバーでもある。「ヴィオラ・スペース」への出演はもとより、日本を代表するヴィオラ奏者として、室内楽やソロの分野でも幅広い活躍を展開し、CD録音も多数。N響の主要メンバーと「ヴィルトゥオーゾ・カルテット」を結成し、バルトークの弦楽四重奏曲の全曲演奏を果たした。また2021年3月マイスター・ミュージックより新譜「アート・オブ・ヴィオラ」をリリース。
 現在、京都市交響楽団ソロ首席ヴィオラ奏者、現在東京都交響楽団特任首席ヴィオラ奏者。東京音楽大学教授、桐朋学園大学非常勤講師として後進の育成にも力を注いでいる。
第30回有馬賞、令和2年度京都市文化功労者受賞。

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