© Mark Allan
© Oliver Helbig
© Johann Sebastian Hanel
ARTIST
ORCHESTRA

London Symphony Orchestra

ロンドン交響楽団

演奏会場や録音・映像で卓越した芸術性を発揮し、世界最高峰の音楽教育プログラムとコミュニティ・プログラムを提供しているロンドン交響楽団(LSO)は、良質な音楽を出来るだけ多くのひとびとのもとに届けるべく、日々邁進している。世界最初期の自主運営のオーケストラとして1904年に発足したLSOは、共同経営と芸術面での独立性を重視する方針のもとに築かれた。楽団のいわば起業家精神は、今日まで脈々と受け継がれている。

LSOは1982年から、シティ・オブ・ロンドンに同年にオープンしたバービカン・センターのレジデント・オーケストラとして活動を続けてきた。楽団は、年間70以上の公演をロンドンにて、また年間50~60公演を世界各地で行っている。並行して、英国初の試みの一つに数えられる先駆的なコミュニティ&教育プログラム「LSOディスカバリー」を、教会を改装した音楽拠点「LSOセント・ルークス」で展開し、演奏会やワークショップなどを企画してもいる。いっぽうでLSOは、現代音楽の普及・支援にも情熱を注いでおり、英国の主要な作曲家たちに新たなオーケストラ作品を定期的に委嘱するとともに、自国の若手指揮者たちの育成にも取り組んでいる。

LSOは、つねに楽団への献身を惜しまないシェフたち——音楽監督サー・サイモン・ラトル、首席客演指揮者ジャナンドレア・ノセダ、同フランソワ=グザヴィエ・ロト、桂冠指揮者マイケル・ティルソン・トーマス——と、家族のように密な関係を育んできた。さらに、世界に名だたる指揮者たち・ソリストたちが、LSOの限りない音楽的野心に深く共感し、楽団と長年にわたり協力関係を結んでいる。

その歴史の中で絶えずイノヴェーションを追求してきたLSOは、今日も時代の先端を走り続けている。じっさい楽団は、1999年に立ちあげた自主レーベル「LSO Live」によって、オーケストラ公演のライブ録音とその普及の在り方に革命をもたらした。以来「LSO Live」は、150以上の録音をリリースしており、デジタル映像やブルーレイ・オーディオ、ダウンロードやストリーミングを一早く取り入れるなど、つねに最新のテクノロジーに門戸を開いてもいる。またLSOは、他の楽団にも増して膨大な数のレコーディングを誇っており、数百万人のひとびとが、数々の映画音楽を通じてLSOの演奏に親しんでもいる。LSOがサウンドトラックに参加した主な映画として、『スター・ウォーズ』『英国王のスピーチ』『シェイプ・オブ・ウォーター』『インディ・ジョーンズ』が挙げられる。

LSOは毎年、ロンドンおよび世界各地での公演を通じて、オーケストラの生演奏を多くのひとびとに届けようと努めている。LSOはバービカン・センターでの活動に際し、アーツ・カウンシルおよびシティ・オブ・ロンドン自治体から公的助成を受けている。LSOの多岐にわたる活動は、同助成ならびに民間セクターの戦略的パートナーからの支援のもとに成り立っている。

Official Web Site
lso.co.uk
Instagram
@londonsymphonyorchestra
Facebook
londonsymphonyorchestra
Twitter
londonsymphony
YouTube
London Symphony Orchestra
AppleMusic
London Symphony Orchestra
Spotify
London Symphony Orchestra

Ravel // Daphnis et Chloé Suite No 2 | Sir Simon Rattle