ARTISTSアーティスト

ヴァイオリン セルゲ・ツィンマーマンSerge Zimmermann

PROFILE


 セルゲ・ツィンマーマンは1991年にドイツ・ケルンの音楽家一家に生まれ、5歳より母親からヴァイオリンの手ほどきを受ける。2000年にはわずか9歳でモーツァルトのヴァイオリン協奏曲でオーケストラとの初共演を果たした。以来、バンベルク交響楽団、バルセロナ交響楽団、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、スペイン国立管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、トリノRAI交響楽団など世界の著名なオーケストラと共演を重ねている。2006年にブルッフとメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を披露した際、ドイツでは「完全なる奇跡」「これから世界で最も頻繁に演奏するヴァイオリニストとなるだろう」などと絶賛された。
 2007年、キッシンゲンの夏音楽祭やメックレンブルク=フォアポメルン音楽祭に出演した後ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団と共演。2008年、ケルン・フィルハーモニーで行われたミュンヘン室内管弦楽団との演奏会はチケットが完売し大成功を収めた。またスイスのカルタウゼ・イッティンゲンで行われた、アンドラーシュ・シフの創設したイッティンガー聖霊降臨祭音楽祭にも出演。これがきっかけで、シフ指揮フィルハーモニア管弦楽団のオックスフォードおよびロンドン公演にも招かれ、特にロンドン公演では「美しく変化に富んだ音色と強烈なテクニックを備える。今後まちがいなく世界に羽ばたいていくであろう」(ガーディアン紙)と絶賛された。
 2010年のキッシンゲンの夏音楽祭では、急遽レオニダス・カヴァコスの代役として、ヘルベルト・ブロムシュテット指揮バンベルク交響楽団とメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を披露した。このシーズン、ツィンマーマンはマンフレッド・ホーネックが音楽監督を務めるピッツバーグ交響楽団との共演でアメリカ・デビューを果たした。またピアニストのエンリコ・パーチェとのリサイタルを、ハイデルベルクの春音楽祭やシュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、アムステルダム・コンセルトヘボウで行った。室内楽奏者としても活発に活動しており、2011年8月にはモーリッツブルク音楽祭に招かれた。2011年11月にはネーメ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団との共演で日本デビュー。2012年5月には、ウィーン・コンツェルトハウスにて、ウィーンでのリサイタル・デビューを果たした。
 これまでに、ジョルダーノ・ベリンカンピ指揮デュイスブルク・フィルハーモニー管弦楽団、ワルター・ウェラー指揮トロンハイム交響楽団、シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団、イルジー・コウト指揮プラハ交響楽団、ローレンス・フォスター指揮ライプツィヒMDR交響楽団など、多数のオーケストラと共演。中でもモーツァルトのヴァイオリン協奏曲4曲を、ケン=ダーヴィト・マズア指揮ミュンヘン交響楽団と共演するなどし、活躍の場を広げている。
PAGEUP