DATE
2019.10.21 mon.
19:00
2019年10月21日(月)
19:00開演(18:30開場)
VENUE
紀尾井ホール
PROGRAM
メトネル:
おとぎ話集」から
変ロ短調op. 20-1/ ロ短調 op. 20-2「鐘
ホ短調 op. 34-2/ イ短調 op. 34-3「森の精
ヘ短調 op. 42-1 「ロシアのおとぎ話
ヘ短調 op. 26-3/
嬰ト短調 op. 42-3/
嬰ハ短調 op. 35-4/
イ長調 op. 51-3/
嬰ヘ短調 op. 26-4/
ハ短調 op. 42-2 「フリギア旋法
変ホ長調 op. 26-2/
チャイコフスキー(プレトニョフ編):
バレエ「眠れる森の美女」組曲
バラキレフ:
イスラメイ
TICKET
全指定席¥7,000/プラチナ券¥12,000

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主催 : KAJIMOTO
後援: ロシア連邦共和国大使館

ヴォロディンが心血を注ぐ、
ロシア作曲家に宿る
リリシズムと一大叙事詩

TEXT BY JULIE SAITO

これまで「シェイクスピア」や「献呈」などをテーマに、時代や地域を超えた様々な作品を組みあわせて演奏してきたヴォロディンが、今回の来日公演に引っ提げてくるプログラムのお題は「おとぎ話。すでにロンドンやサントペテルブルク、モスクワやパリでも好評を博している。

ヴォロディンが選んだロシアの作曲家メトネル、チャイコフスキー、バラキエフによる作品に通じるのは、ファンタジーとユーモア。メトネルとバラキレフはピアノの名手でもあり、チャイコフスキーのバレエ音楽「眠れる森の美女」をピアノ版に編曲したミハイル・プレトニョフもロシアを代表するピアニスト。彼らの手にかかった作品にはピアノ独特のリリシズムが溢れる。

20世紀前半の作曲家ニコライ・メトネルは多くのピアノ曲を残した。日本での知名度は低いが、ヴォロディンは「美しく深みがある彼の世界をもっともっと知ってほしい」と、小品を12曲つなぐ。ロシアの後期ロマン派の作曲家に通じる壮大な世界観と重厚美、繊細なタッチから醸し出される優しい音色が織りなす物語の世界に、聴き手は迷い込むだろう。

ピアノ版「眠れる森の美女」組曲からフルオーケストラの音色を引き出すには高い演奏技術が求められるが「登場人物の個性を、時には舞曲や、アンダンテやアダージョのような時空を超えた叙事詩的な脈絡の中で表現したい」と意気込む。

バラキレフの「イスラメイ」は超絶技巧の代名詞にもなる難曲だが、ヴォロディンが目指すのは中間部に現れる「異国情緒とノスタルジーが漂う官能的で甘美な世界観と、後半にかけて構築されていくシンフォニックな作品の真髄に迫ること」だという。

日本での演奏が待ち遠しいというヴォロディン。日本の聴衆は、真摯に演奏家の心に寄り添ってくださる。来日公演を重ねる度に、皆様がより身近な存在になっているのを実感しています」と話している。

Tchaikovsky - Pletnev. Concert suite from the ballet The Nutcracker -Alexei Volodin, piano

PROFILE

アレクセイ・ヴォロディン(ピアノ)
Alexei Volodin, Piano

1977年レニングラード生まれ。モスクワ音楽院でヴィルサラーゼに師事し、2003年にはゲザ・アンダ国際コンクールで優勝。繊細なタッチと華麗な技巧が高く評価され、世界屈指の一流オーケストラから引っ張りだこの存在となった。ロシア作品はもちろん、ドイツ古典、ロマン派から現代曲まで自由に弾きこなす。

©Marco Borggreve

2018/19年シーズンはモントリオール響、中国国家大劇院管、BBC響などとの再共演のほか、グルベンキアン管、サンクトペテルブルク・フィル、新日本フィルなどにデビュー。近年はほかにもゲルギエフ、ナガノ、トレヴィーノらの指揮のもと、スイス・ロマンド管やマリインスキー劇場管、紀尾井ホール室内管などと共演する。

リサイタルではロンドンのウィグモアホールやアムステルダムのコンセルトヘボウ、ウィーン・コンツェルトハウスなどに定期的に出演するほか、フィルハーモニー・ド・パリやロンドンのインターナショナル・ピアノ・シリーズ、ミュンヘンのヘラクレス・ザールなどでも演奏。室内楽もボロディン四重奏団やモディリアーニ四重奏団、ヤンセン、ラクリン、マイスキーらと共演しており、サンクトペテルブルク白夜祭、ラ・ロック・ダンテロン国際音楽祭など、数々の音楽祭にも参加している。

最新録音はマリインスキー・レーベルから発売された、ゲルギエフの指揮によるプロコフィエフのピアノ協奏曲第4番。ほかにもチャレンジ・クラシックスから出ている数多くのCDはショク賞などたくさんの賞を受賞している。

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