NEWS

ニュース

ネルソン・ゲルナー、まもなく来日! ネルソン・ゲルナー、まもなく来日!

©Baptiste Millot

南米というのは、なぜこんなにも優秀なピアニストが続々と輩出されるのでしょう?古くはクラウディオ・アラウ、そしてマルタ・アルゲリッチ、ネルソン・フレイレ、ダニエル・バレンボイム、ブルーノ=レオナルド・ゲルバー、、、  ネルソン・ゲルナーもその偉大な系譜を継ぐ一人です。

ラ・フォル・ジュルネではその圧倒的なテクニックとリリシズム、身体から音楽が直接湧き出るようなピアノで日本の聴衆を虜にしたゲルナー。先述の同郷であるアルゲリッチ、そしてフレイレだけではなく、ラドゥ・ルプーにも高く評価され、愛されました。彼らの音楽の志を受け継ぐ世代の代表格として、ヨーロッパを拠点に活躍を続けています。

そんなネルソン・ゲルナーが23年1月に久しぶりに来日!
1月13日(金)、14日(土)にすみだトリフォニーホールで新日本フィルハーモニー交響楽団と共演、1月15日(日)には浜離宮朝日ホールにて、初めてとなる本格的な単独リサイタルを行います。ナチュラルで鮮烈、そしてあたたかい心がそこに宿り、ショパンの、そしてリストのドラマを描きます。

日本でも大きな話題となった2021年ショパンコンクールで審査員もつとめていたゲルナー。ヨーロッパ各地のオーケストラと共演を重ねる傍ら、各地の音楽祭への出演やルノー・カプソン、スティーブン・イッサーリスらとの室内楽公演、ソロ・リサイタルにも精力的に取り組んでまいりました。日本では、ラ・フォル・ジュルネTOKYOや別府アルゲリッチ音楽祭でゲルナーの演奏に魅了された方も多いのではないでしょうか。ヨーロッパのニュースタンダードともいえるゲルナーのピアニズムをどうぞお聴き逃しなく!

2023年1月13日(金)・14日(土)
会場:すみだトリフォニーホール
新日本フィルハーモニー交響楽団 第12回 すみだクラシックへの扉
詳細はこちら

2023年1月15日(日)
浜離宮朝日ホール開館30周年記念
ネルソン・ゲルナー ピアノ・リサイタル
詳細はこちら


‘…he always manages, with his power without harshness, his softness without mawkishness, his elegance without pretension, to transmit a work to us in all its purity. During the 3rd ballad, intense and luminous, a butterfly came to land on his shoulder’

ゲルナーの演奏は、パワフルでありながら雑味なく、柔らかながらも鼻につくことなく、またエレガントでありながら決して気取らない。作品をありのままのかたちで我々に届けてくれる。特にショパンのバラード第3番は熱情的で輝かしく、まるで彼の両肩から蝶がひらりと舞い降りてくるかのようだった。
Les Trois Coup誌, August 2022より抜粋


ぶらあぼ12月号のゲルナーのインタビュー記事もご覧いただけます!

LATEST NEWS

最新ニュース