Dong-Hyek Lim

「稀に見る最高の資質を備えた若い音楽家」（ディアパゾン誌）
「詩情と明朗闊達さが絶妙なバランスで保たれ、全てが流麗」（BBCミュージック・マガジン誌）

1984年ソウル生まれ。韓国中央音楽院、モクスワ中央音楽学校、チャイコフスキー音楽院を経て、2005年にハノーファー音楽大学を卒業。ジュリアード音楽院でE.アックスにも学んだ。2000年、浜松国際コンクール2位。2001年、ロン=ティボー国際コンクールでプルミエ・グランプリ（優勝）を獲得。2005年、ショパン国際コンクール3位。

これまで、デュトワ指揮N響、テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルグ・フィル、マズア指揮フランス国立管、チョン・ミョンフン指揮フランス国立放送フィルなどと共演。ウィグモアホール、ベルリン・コンツェルトザール、チューリヒ・トーンハレなどのほか、ヴェルビエ（スイス）やショパン・フェスティヴァル（ポーランド）などの国際音楽祭でも名演を披露している。M.アルゲリッチから高く評価され、アルゲリッチ音楽祭（ルガーノ／別府）にも招かれている。

2012年にデビュー10年を迎え、同年、師アックスの出演・プロデュースによる公演（シカゴ）に、D.ロバートソン指揮ボストン響と共に出演した。

最近の録音では、ショパン「24の前奏曲」などを含むショパン・アルバムやラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」をBBC交響楽団と、および「交響的舞曲」をマルタ・アルゲリッチと共演したCDの演奏が特に際立っている。

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