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会社の歴史

1951~19741975~19911992~20002001~20082009~20202021~

1992~2000

1992年、梶本眞秀が社長に就任。世界一級のオーケストラ、ピアニストほかの名ソリスト、名立たるアンサンブルなど、アーティスト招聘のますますの拡大路線を続けるとともに、1995年には「ピエール・ブーレーズ・フェスティバルin東京」といった、世界の頂点に立つアーティストが企画する大プロジェクトを日本で実現するなど、革新的な企画を積極的に進めていった梶本音楽事務所の発展期である。

1992年

梶本尚靖が代表取締役会長に、梶本眞秀が代表取締役社長に就任。

“世紀のピアニスト”アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ12年ぶりの来日を実現。リサイタルとともに、セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルとの“世紀の共演”も実現した。

“当代随一の知性派巨匠”ピアノのアルフレッド・ブレンデルを招く。

サイトウ・キネン・フェスティバル松本のオープニングに協力。

クロアチアから大野和士指揮ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団を招く。

大阪フィルハーモニー交響楽団(指揮: 朝比奈隆、秋山和慶)のヨーロッパ・ツアーのマネジメントを行う。

1993年

希代の天才でありながら、破天荒な活動で奇才扱いをされるウィーンの大ピアニスト、フリードリヒ・グルダ24年ぶりの来日公演を実現。

世界屈指の名オーケストラ、ニューヨーク・フィルハーモニックを招く。

フランス国立リヨン管弦楽団を招く。指揮はエマニュエル・クリヴィヌ。

1995年

前代未聞の企画―20世紀の音楽を振り返り、21世紀の音楽を展望する一大プロジェクト、「ピエール・ブーレーズ・フェスティバル in TOKYO」を主催。全13公演を行った。20世紀の世界の音楽界をリードしてきたブーレーズの、「特に近・現代音楽は聴衆に理解されるために、最高の演奏をしなければならない」という理念を実践したこのプロジェクトは、とかく足が遠のきがちな近・現代音楽のコンサート事情に一石を投じた。

1996年

ロンドン交響楽団を招く。指揮はチョン・ミュンフン。

朝比奈隆が87歳にして、シカゴ交響楽団から客演指揮に招かれる。

1997年

フランスのリヨン国立歌劇場を招聘。東京オペラシティ・コンサートホールのオープニング・シリーズに提供するとともに、Bunkamuraオーチャードホールでコンサート形式によるビゼー《カルメン》を主催。
当代屈指の知性派メゾ・ソプラノのアンネ・ソフィー・フォン・オッターのカルメン役が話題を呼んだ。

ヴァイオリンのギドン・クレーメルを中心に、“ピアソラへのオマージュ”日本ツアーを行う。ピアソラの音楽は大変なブームとなった。

読売日本交響楽団創立35周年記念ヨーロッパ・ツアー(指揮: 尾高忠明、ヴァイオリン独奏: 竹澤恭子、服部譲二)のマネジメントを行う。

1998年

長野オリンピック冬季競技大会・長野パラリンピック冬季競技大会関連の文化プログラムの制作に携わる。(開会式に小澤征爾が指揮した、世界五大陸での合唱を世界同時中継でつないだ「第9」は感動を呼んだ)

アメリカから大植英次指揮ミネソタ管弦楽団を招聘。

NHK交響楽団(指揮: シャルル・デュトワ)のアメリカ・ツアーのマネジメントを行う。

1999年

ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団を招く。指揮はヘルベルト・ブロムシュテット。

日本フィルハーモニー交響楽団(指揮: 小林研一郎)のオランダ・ツアーのマネジメントを行う。

2000年

ルツェルン・フェスティバルをはじめ、ヨーロッパ有数の音楽祭と密接な連携をとった独自の音楽祭ツアー、「カジモトムジークライゼ」シリーズをスタート。

紀尾井シンフォニエッタ東京(指揮: 尾高忠明)のオランダ、オーストリア・ツアー。