LA
FOLLE
JOURNÉE
TOKYO 2025

ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2025
Mémoires(メモワール)―音楽の時空旅行

LFJ2025

TICKET

先行抽選販売
2025年2月15日(土)11:00 〜 2月24日(月・祝) 23:59
先行先着販売
2025年3月1日(土)11:00 〜 3月14日(金) 17:00
一般発売
2025年3月15日(土) 10:00

主催:ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2025 運営委員会
(三菱地所株式会社/株式会社東京国際フォーラム/株式会社KAJIMOTO)
企画制作:CREA/KAJIMOTO

テーマは「Mémoires(メモワール) ――音楽の時空旅行」

2025年のラ・フォル・ジュルネ(LFJ)は、音楽の発展に多大な貢献をした都市とその時代にスポットライトを当てます。

音楽史が、一時期に文化・創造の中心地となった幾つかの大都市を軸に形成されてきたことは、まぎれもない事実です。これら、世界を明るく照らす灯台のような都(みやこ)は、ある時代に天才たちを一挙に惹きつけ、芸術・音楽の要地となり、その輝かしい影響力によって文明の歴史に消えることのない足跡を残しました。

ヴェネツィアは、1600年から1750年まで、西洋音楽の発展の中心地でした。この時代にヴェネツィアで生まれた新たな音楽形式の幾つかは、のちの西洋音楽に影響を与えることになります。

18世紀前半には、経済的繁栄を謳歌したロンドンが、バロック音楽・前古典派音楽の一大中心地となり、ドイツ、イタリア、フランスをはじめとするヨーロッパ各地の音楽家たちを引き寄せました。なかでもドイツ出身の作曲家ヘンデルは、40年にわたりロンドンの音楽シーンを牽引しました。

18世紀半ばに楽都として台頭したウィーンは、ハイドンとモーツァルトが古典派の黄金期を築くと、西洋クラシック音楽の真の拠点となります。古典派からロマン派の時代への転換期には、人生の大半をウィーンで過ごしたベートーヴェンが主役となり、そしてその後もウィーンは20世紀初頭まで百花繚乱の楽壇を誇りました。

19・20世紀の転換期には、世界中の優れたアーティストたちが集結した“光の都”ことパリが、西洋クラシック音楽史の主要な舞台となります。パリ万国博覧会が開かれた際には、ドビュッシーらフランスの作曲家たちはもとより、マーラー、リムスキー=コルサコフ、といった当時の音楽界のそうそうたる顔ぶれが次々に会場を訪れました。この時代のパリは、とりわけ勉学や演奏/創作活動のために隣国スペインから訪れた音楽家たちにインスピレーションを与えたのです。

いっぽう大西洋の向こうでは、20世紀にニューヨークが世界の音楽シーンの“震源地”の一つとなりました。今日に至るまで数々のジャズ・ミュージシャンを世界に送り出してきたニューヨークはミュージカル発祥の地でもあり、驚くべき懐の深さで、つねに限りなく多様な音楽スタイルを受け入れてきました。
その他、サンクトペテルブルク、ライプツィヒ、プラハ、ブダペストにもスポットを当てます。

ルネ・マルタン
LFJアーティスティック・ディレクター

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