OSAKA
PHILHARMONIC
ORCHESTRA

大阪フィルハーモニー交響楽団
第58回東京定期演奏会
指揮:尾高忠明
メゾ・ソプラノ:アンナ・ルチア・リヒター

©飯島隆

DATE

2026.2.17tue.
19:00

2026年2月17日(火) 19:00 開演(18:30 開場)

PROGRAM

エルガー
弦楽のためのセレナード ホ短調 op.20
エルガー
海の絵 op.37
エルガー
交響曲 第3番 ハ短調 op.88(ペインによる補筆完成版)

TICKET

  • S¥7,000
  • A¥5,500
  • B¥4,500
  • C¥3,500

主催:公益社団法人 大阪フィルハーモニー協会
特別協賛:株式会社 三井住友銀行
制作協力:KAJIMOTO

TICKET

一般発売
2025年10月28日(火) 10:00

※未就学児入場不可

尾高忠明と大阪フィルが究極のエルガープログラムをお届けします。尾高音楽監督就任以来、交響曲第1番、第2番、「エニグマ」変奏曲、そして今季のオープニングには「ゲロンティアスの夢」など次々と挑戦してきました。今回は満を持してオール・エルガー・プログラムに臨みます。美しく愛らしい「弦楽セレナード」に続いて、尾高が大切にしているレパートリーである「海の絵」を披露します。独唱にはドイツを中心に各国で活躍中のアンナ・ルチア・リヒターを迎えます。「大阪フィルはエルガーの交響曲が合う」と語る尾高との8年目のシーズンを交響曲第3番(ペイン補筆完成版)で締めくくります。大阪での定期に続き、58回目となる東京定期公演もどうぞお楽しみに。

©飯島隆

尾高忠明(指揮)
Tadaaki Otaka, Conductor

大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督。また、国内主要オーケストラへの定期的な客演に加え、ロンドン響、ベルリン放送響などの世界各地のオーケストラへ客演している。1991年度サントリー音楽賞受賞。1997年には英国エリザベス女王より大英勲章CBEを授与された。このほか1993年ウェールズ音楽演劇大学より名誉会員の称号、ウェールズ大学より名誉博士号、さらに1999年には英国エルガー協会より日本人初のエルガー・メダルを授与されている。そのほか有馬賞(N響)、北海道文化賞、関西音楽クリティック・クラブ賞本賞、大阪文化祭賞、日本放送協会放送文化賞、JXTG音楽賞洋楽部門本賞を受賞。2021年には11月旭日小綬章を受章。現在大阪フィル音楽監督のほか、N響正指揮者、BBCウェールズ・ナショナル管桂冠指揮者、札響名誉音楽監督、東京フィル桂冠指揮者、読売日響名誉客演指揮者、紀尾井ホール室内管桂冠名誉指揮者を務める。2021年「東京国際指揮者コンクール」の審査委員長に就任。日本芸術院会員。また後進の指導にも力を入れ、東京藝術大学名誉教授、相愛大学、京都市立芸術大学客員教授、国立音楽大学招聘教授、桐朋学園大学特命教授を務めている。

©Ammiel Bushakevitz

アンナ・ルチア・リヒター(メゾ・ソプラノ)
Anna Lucia Richter, Mezzo-Soprano

ケルン生まれ。C.ブルガルディエンやE.ヴィーンスらに学ぶ。2020年にメゾ・ソプラノに転向した。ハイティンク、フルシャ、ヘルヴェッヘらの指揮でロンドン響、パリ管、ゲヴァントハウス管などと共演。最近ではW=メスト指揮ウィーン・フィルと「マタイ受難曲」、クルレンツィス指揮ムジカエテルナとは《ドン・ジョヴァンニ》やマーラーの作品などを度々歌っている。ザルツブルク、ルツェルン、BBCプロムスなど国際音楽祭に度々招かれ、ケルン・フィルハーモニーのアーティスト・イン・レジデンスも務めた。ドイツ歌曲にも情熱を注ぎ、シフや内田光子らのピアノでも歌っている。2023年にドイツ歌曲800年の歴史をたどった『Licht!(光!)』をリリース。

大阪フィルハーモニー交響楽団
OSAKA PHILHARMONIC ORCHESTRA

1947年、朝比奈隆を中心に「関西交響楽団」という名称で創立し、1960年改称。創立から2001年までの55年にわたり朝比奈隆が音楽総監督・常任指揮者を務めた。大植英次音楽監督時代には「星空コンサート」「大阪クラシック」といった大型プロジェクトで注目を集め、2014~2016年シーズンは井上道義を首席指揮者に迎え、「ショスタコーヴィチ/交響曲第4番」「交響曲第7番」「交響曲第11番」の録音などで高い評価を得た。2018年4月、尾高忠明が音楽監督に就任。現在、フェスティバルホール(大阪・中之島)を中心に全国各地で演奏活動を展開している。2017年度文化庁芸術祭・優秀賞受賞。2017・2018年度関西音楽クリティック・クラブ賞本賞、大阪文化祭賞を2年連続で受賞。2022年、創立75周年を迎えた。【大阪フィル公式HP】 http://www.osaka-phil.com/