Harumi Hanafusa
Chamber Music Series Vol. 2
“L'univers des tonalités” of Paris

花房晴美 室内楽シリーズ Vol. 2
パリ・音色の世界

©武藤章

DATE

2026.3.5thu.
19:00

2026年3月5日(木) 19:00 開演(18:30 開場)

PROGRAM

ラヴェル
ピアノ三重奏曲 イ短調
メンデルスゾーン
ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 op.49
シューベルト
ピアノ五重奏曲 イ長調「ます」op.114, D.667

TICKET

  • 全席指定(税込) ¥6,500
  • 学生 ¥3,000

主催:KAJIMOTO

TICKET

一般発売
2025年10月25日(土) 10:00

※未就学児入場不可

出演
花房晴美(ピアノ)
竹澤恭子(ヴァイオリン)
田原綾子(ヴィオラ)
横坂 源(チェロ)
加藤雄太(コントラバス)

花房よりメッセージ

2027年の日本デビュー50周年を前に、2025年5月に新しく立ち上げた新シリーズの第2回目を2026年3月5日に開催します。

第1回はピアノに重点を置いたショパン中心のプログラムでした。今回は今まで積み重ねきた室内楽作品の中から、特に私にとって大切なピアノ・トリオ2曲に、素晴らしいヴァイオリニスト竹澤恭子氏とチェリスト横坂源氏をお迎えします。さらに名曲中の名曲シューベルトの「ます」を楽しい仲間と共にお届けします。素晴らしいメンバーとの最高のパフォーマンスを想像すると、今から私自身ワクワクが止まりません…。どうぞご期待ください!!

花房晴美

©武藤章

花房晴美(ピアノ)
Harumi Hanafusa, Piano

華麗な演奏が魅力の、日本を代表するピアニストの一人。国内はもとより、海外のオーケストラとの共演を重ねるなど、国際的にも高く評価されている。
桐朋学園高校を首席で卒業後、パリ国立音楽院で学ぶ。エリーザベト王妃国際コンクールほか、数々の国際コンクールに入賞。国内でのリサイタルの他、NHK交響楽団をはじめとする日本の主要オーケストラとの共演も数多い。2007年は日本デビュー30周年にあたり、秋には集大成と言うべきリサイタルを東京・紀尾井ホールで二夜にわたって行った。2011年1月にはカーネギーホールでニューヨーク・デビュー公演を行った。ソロの他、フィリップ・ジュジアーノやイヴ・アンリ、ジャン・フィリップ・コラールらと共演し、いずれも好評を博す。2013年3月にはマイケル・シンメル芸術センター(ニューヨーク)にて、「西村朗:ピアノ協奏曲<シャーマン>」をアメリカで初演し、大きな話題を呼んだ。2027年には日本デビュー50周年を迎える。

©松本学

竹澤恭子(ヴァイオリン)
Kyoko Takezawa, Piano

 桐朋女子高校音楽科在学中に第51回日本音楽コンクール第1位、1986年第2回インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールで優勝。これまでニューヨーク・フィル、ボストン響、ロンドン響、ゲヴァントハウス管、コンセルトヘボウ管などと共演。出光音楽賞、愛知県芸術文化選奨文化賞、大府市民栄誉賞、第78回中日文化賞を受賞。使用楽器は1724年製ストラディヴァリウス。現在、東京音楽大学教授、桐朋学園大学特任教授、洗足学園音楽大学客員教授。

©Taira Tairatate

田原綾子(ヴィオラ)
Ayako Tahara, Viola

 第11回東京音楽コンクール、第9回ルーマニア国際音楽コンクール優勝。
 国内外でソロリサイタルが定期的に行われており、ソリストとして読響、都響、東響、東京フィル等と共演。室内楽奏者としても国内外の著名なアーティストと多数共演し、オーケストラの客演首席も務めるなど、活躍の幅を広げている。現代音楽にも意欲的に取り組み、新作委嘱や世界、日本初演も数多い。第23回ホテルオークラ音楽賞受賞。

©Sotaro Goto

横坂 源(チェロ)
Gen Yokosaka, Cello

 桐朋学園女子高等学校、同ソリストディプロマ・コースを経て、シュトゥットガルト国立音楽大学、フライブルク国立音楽大学にて学ぶ。2010年ミュンヘン国際音楽コンクール第2位。その他出光音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞、ホテルオークラ音楽賞等多数受賞している。録音は、『R.シュトラウス&ラフマニノフ』を含む3枚のアルバムをリリース。現在最も幅広い演奏活動を展開するチェリストの一人。

©Miho Kakuta

加藤雄太(コントラバス)
Yuta Kato, Contrabass

 桐朋学園大学卒業。タングルウッド音楽祭、小澤征爾音楽塾などに参加。これまでに東京・春・音楽祭、霧島国際音楽祭、別府アルゲリッチ音楽祭、ラヴェンナ音楽祭など国内外の音楽祭に出演している他、2019年にはパーヴォ・ヤルヴィ率いるエストニア・フェスティバル管弦楽団に出演。また室内楽においては、ゲヴァントハウス弦楽四重奏団をはじめ、国内外の数多くのアーティストと共演を行っている。