Ivo Pogorelich
Piano Recital

イーヴォ・ポゴレリッチ
ピアノ・リサイタル 2023

Pianist

IVO POGORELICH

©︎ Andrej Grilc

DATE

2023.1.11wed.
19:00

2023年1月11日(水) 19:00 開演(18:15 開場)

PROGRAM

ショパン
ポロネーズ第7番 変イ長調 op.61 「幻想ポロネーズ」
ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 op.58
幻想曲 ヘ短調 op.49
子守歌 変ニ長調 op.57
舟歌 嬰へ長調 op.60

TICKET

  • S¥15,000
  • A¥12,000
  • B¥8,000

主催:KAJIMOTO

協力:株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ

TICKET

カジモト・イープラス会員限定先行受付
2022年10月27日(木)12:00〜10月30日(日)18:00

一般発売
2022年11月5日(土)10:00

あのショパン・コンクールから40年余り
ポゴレリッチの
変わるもの、変わらぬもの

イーヴォ・ポゴレリッチは昨2021年に来日公演を行うはずだったのだが、無念にもコロナ禍によって中止。その前年は彼がショパン国際コンクールに参加し、そうして世に出てから40年という記念の年であり、それを覚えてのシーズンだったのに。もっとも多くの方が知るように、ポゴレリッチは優勝したわけでも入賞したわけでもない。天才ゆえの、あまりの破天荒な演奏によって途中で落選。審査員のアルゲリッチがその判断に怒って帰国してしまった・・・という事件が彼を奇しくも有名にしたわけだ。しかしその発端というか原因となったのは先述のように、ポゴレリッチの「神か悪魔か」という天才ゆえ。その後の活躍は目覚ましいものであったが、いつしか闇が訪れた。

愛する妻であり師でもあった女性を失い、失意と休養のあと、復帰して私たち日本のファンの前に現れたのが2005年。そう、そのプログラムの中には今も語り草となっている、今回も弾くショパンのピアノ・ソナタ第3番があった。45分もかかった異形の演奏を思い出すにつけ、当時のポゴレリッチはまだ闇の中で苦しみ、迷走していたのだろうと思う。そこから抜け出し、それどころか演奏に光さえ射すようになったのは、それから10年もたってからであろうか。ポゴレリッチは帰ってきた。相変わらず楽曲の諸要素を解体・再構成するような、他にはいない独自のスタイルを貫きながら。しかし、それまでには弾かなかったレパートリーを弾き、以前には見られなかった明るい幸福感すら携え、またそのピアノ演奏を媒介に“世界の永遠”ともいったようなものを垣間見せてくれるのだ。

それはあたかも、“シン・ポゴレリッチ”。往年の巨人ピアニスト、リヒテルを思わせるような豊穣で真正なロマンティシズムと巨大な名技を併せ持つに至ったポゴレリッチの今回のプログラムはオール・ショパン。それも後期の深みを讃えての一連の作品群だ。あのショパン・コンクールから40年余り。ポゴレリッチの変わるもの、変わらぬものを、皆さまと一緒にぜひ味わい、確かめようではないか。
(A)

SCHEDULE

2023. 1.11 wed.

[プログラムA]

2023. 1.7 sat.

[プログラムB]

2023. 1.8 sun.

[プログラムB]

2023. 1.13 fri.

[プログラムC]

PROGRAMA

ショパン
ポロネーズ第7番 変イ長調 op.61 「幻想ポロネーズ」
ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 op.58
幻想曲 ヘ短調 op.49
子守歌 変ニ長調 op.57
舟歌 嬰へ長調 op.60

PROGRAMB

ラフマニノフ
ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18

※当初予定の曲目から変更になりました

PROGRAMC

ショパン
ポロネーズ第7番 変イ長調 op.61 「幻想ポロネーズ」
幻想曲 ヘ短調 op.49
舟歌 嬰ヘ長調 op.60
シューベルト
楽興の時 D780 op.94