SIR ANDRÁS SCHIFF
PIANO RECITAL

サー・アンドラーシュ・シフ
ピアノ・リサイタル 2022

Piano

Sir András Schiff

ⒸNadia F Romanini

DATE

2022.11.1tue.
19:00

2022年11月1日(火) 19:00 開演(18:15 開場)

PROGRAM

当日発表

J.S.バッハ、ハイドン、モーツァルト、シューベルトなどの作品から、シフ自身がトークを交えながら当日ステージ上で発表します。

TICKET

  • S¥15,000
  • A¥12,000
  • B¥8,000

主催 : KAJIMOTO
協力:ユニバーサル ミュージック合同会社

DATE

2022.11.4fri.
19:00

2022年11月4日(金) 19:00 開演(18:15 開場)

PROGRAM

当日発表

J.S.バッハ、ハイドン、モーツァルト、シューベルトなどの作品から、シフ自身がトークを交えながら当日ステージ上で発表します。

TICKET

  • S¥15,000
  • A¥12,000
  • B¥8,000

主催 : KAJIMOTO
協力:ユニバーサル ミュージック合同会社

MESSAGE

サー・アンドラーシュ・シフからのメッセージ

今回のプログラムは「J.S.バッハ、ハイドン、モーツァルト、シューベルト」らの作曲家の作品の中から事前に発表せず、公演当日にステージ上で、シフ本人の解説トークを交えながらステージ上で発表されます。

今回の演奏会は、確かに私が普段おこなっているレクチャーやレクチャー・コンサートの延長線上にありますが、それだけにとどまりません。このアイデアが頭に浮かんだのは、私たち演奏家が演奏する機会を失ったパンデミックのさなかでした。

クラシック音楽には、どんな未来が待っているのでしょう? 

昨今、コンサートはきわめて“予測可能なもの”になりつつあります。果たしてそれは良いことでしょうか? 私たちピアニストは、幸運なことに、信じられないほど豊富なレパートリーに囲まれ、あまたの傑作の中から演奏曲を選ぶことができます。しかし、その選択は自発的であるべきです。今回の私の選択は、その時の気分のみならず、会場や、その音響、さらに楽器によって変わります。当日の朝にコンサートホールへ行き、インスピレーションを得て、その日の夕刻に自分が何を弾きたいのか思いめぐらすことになります。もちろん、そのためには沢山の曲を手の内に収めておく必要がありますが……。さらに舞台上でのトークによって、聴衆と演奏家のあいだに在る壁や境界を取り払うことも、企画のねらいです。私たち演奏家は、聴衆の方々と同じ人間であり、他の惑星からやって来た生き物ではないのですから。
聴衆の皆様には、ぜひサプライズと新しい発見を体験していただきたいと思っています。

きっとお楽しみいただけると思います。

サー・アンドラーシュ・シフ

TICKET

カジモト・イープラス会員限定先行受付
2022年8月27日(土)10:00〜8月30日(火)18:00
*受付終了

一般発売
2022年9月3日(土)10:00

当日券/当日引換
【当日引換 : あり】
2022年10月31日(月)18:00~11月4日(金)15:00
カジモト・イープラスイープラスにて受付(先着)

【当日券 : あり】
公演当日の18:00より会場にて販売(先着)

現代最高の演奏家による、
サプライズに充ちた新たな可能性への探求

現代最高のピアニストのひとり、サー・アンドラーシュ・シフは究め尽くしたピアニズムをもって、演奏者の介在を感じさせないくらいダイレクトに作曲家、または曲そのものを聴き手に伝えてくる。

同時に、隠れた面に光を当て、新たな可能性を探求する自発的な個性をも発露する。

その両方があるからシフのピアノを誰もが聴かずにはいられなくなるのだが、殊に独墺の王道・・・J.S.バッハ、ハイドン、モーツァルト、シューベルトらについてはこの巨匠の血肉であり、もはや母語といってもいいかもしれない。

今回はこれらの作曲家の中から、曲目は事前に発表せず、解説トークを交えながら、直観、感興おもむくままに弾くものを選ぶという。

その時ならではのサプライズ、発見が楽しみではないか。

シフもまた、聴き手にそれを期待しているようだ。

一段とひらめきに充ちた、深く、また高みに達したシフの音楽に触れられるに違いない。

PROFILE

サー・アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
Sir András Schiff, Piano

1953年、ハンガリーのブダペスト生まれ。5歳からエリザベス・ヴァダスの下でピアノを始め、その後フランツ・リスト音楽院でパール・カドシャ、ジェルジ・クルターク、フェレンツ・ラドシュらに学び、さらにロンドンでジョージ・マルコムに師事した。

シフの活動の多くはJ. S. バッハ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、バルトーク、ヤナーチェクなどの主要な鍵盤作品によるリサイタルや全曲演奏会、録音である。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲によるリサイタルを2004年から20都市以上で行い、チューリヒ・トーンハレで行われた同プログラムはライヴ・レコーディングされた。

世界の一流オーケストラや指揮者の大多数と共演してきたが、近年はピアノを弾きながら自らオーケストラを指揮する弾き振りにも力を入れている。1999年には自身の室内楽オーケストラ、<カペラ・アンドレア・バルカ>を創設、メンバーには国際的なソリストや室内楽奏者が参加しており、カーネギーホールやルツェルン・フェスティバル、またザルツブルクのモーツァルト週間などで演奏している。2019年の日本公演も大成功を収めた。このほかに毎年ヨーロッパ室内管、ブダペスト祝祭管やエイジ・オブ・エンライトゥンメント管(OAE)も弾き振りしており、2018年にはOAEのアソシエイト・アーティストとなった。

幼少の頃から室内楽に親しみ、1989年から1998年まで、ザルツブルク近郊の、国際的にも評価の高いモントゼー音楽週間の芸術監督を務めた。また1995年にハインツ・ホリガーとともに、スイスのカルタウス・イッティンゲンでイッティンガー聖霊降臨祭音楽祭を創設。1998年にも「パラディオへのオマージュ」と名づけた同様のシリーズをヴィチェンツァのテアトロ・オリンピコでスタートさせた。

若い才能へのサポートも行い、“ビルディング・ブリッジ”シリーズは彼らに演奏の場を与えている。

国際的な音楽賞の受賞も多く、2006年にはベートーヴェン作品の演奏における業績を称えられ、ボンのベートーヴェン・ハウスの名誉会員に選ばれた。2008年にはロンドンのウィグモアホールでの30年にわたる音楽活動が評価され、ウィグモアホール・メダルを贈られた。2009年、オックスフォード大学のベリオール・カレッジの特別研究員に選出されている。2011年、ツヴィッカウ市よりシューマン賞を受賞。2012年、国際モーツァルテウム財団よりゴールデン・モーツァルト・メダルを授与され、プール・ル・メリット勲章ならびにドイツ連邦共和国功労勲章大功労十字星章を受章。同年、ウィーン・コンツェルトハウスの名誉会員にも選ばれた。2013年、ロイヤル・ フィルハーモニック協会よりゴールド・メダルを贈られた。2014年にリーズ大学より名誉音楽博士号を、2018年には英国王立音楽大学より博士号を授与されている。

2014年にはエリザベス女王の公式誕生日を記念する叙勲名簿の発表に際し、英国よりナイト爵位を授与された。2022年バッハ・メダル受賞。

2017年には著書「静寂から音楽が生まれる」が、ベーレンライター &ヘンシェル社から刊行。

Message from SIR ANDRÁS SCHIFF ホンマこんなときやけど やっぱ(音楽)好きやねんTV organized by KAJIMOTO

SCHEDULE

2022 11.1 tue.

[プログラムA]

2022 11.4 fri.

[プログラムA]

2022 10.27 thu.

2022 10.29 sat.

[プログラムA]

2022 11.3 thu.holiday

PROGRAMA

当日発表

J.S.バッハ、ハイドン、モーツァルト、シューベルトなどの作品から、シフ自身がトークを交えながら当日ステージ上で発表します。