Argerich &Friends 
~Remembering Ivry Gitlis

アルゲリッチ&フレンズ
イヴリー・ギトリスへのオマージュ、再び

DATE

2022.11.14mon.
19:00

2022年11月14日(月) 19:00 開演(18:30 開場)

PROGRAM

モーツァルト
4手のためのピアノ・ソナタ ニ長調K.381
(ピアノ:マルタ・アルゲリッチ&海老彰子)
フォーレ
ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 op.13
(ヴァイオリン:村田夏帆 ピアノ:海老彰子)
フランク
ヴァイオリン・ソナタ イ長調
(ヴァイオリン:辻󠄀彩奈 ピアノ:マルタ・アルゲリッチ)
シューマン
ピアノ五重奏曲 変ホ長調 op.44
(ピアノ:マルタ・アルゲリッチ 弦楽四重奏:カルテット・アマービレ)


今後もし曲目の変更等が生じた場合は、
すぐに当web等で発表させていただきます。

TICKET

  • S¥16,000
  • A¥12,000
  • B¥8,000
  • U25¥4,000 (カジモト・イープラスのみ取り扱い)

主催:KAJIMOTO
共催: 公益財団法人 墨田区文化振興財団(すみだトリフォニーホール指定管理者)
協力:テンポプリモ

出演
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
海老 彰子(ピアノ)
辻 彩奈(ヴァイオリン)
村田 夏帆(ヴァイオリン)
カルテット・アマービレ(弦楽四重奏)

TICKET

カジモト・イープラス会員先行受付
2022年9月1日(木)12:00~9月4日(日)18:00

一般発売
2022年9月10日(土)10:00

Remembering Ivry Gitlis

マルタ・アルゲリッチは、このギトリス生誕100年となる今年6月にすみだトリフォニーホールで、ピアニストの酒井茜、ヴァイオリニストの辻󠄀彩奈とともに「Homage to Ivry Gitlis」公演を行いました。その愛に溢れた清新なコンサートは記憶に新しいところです。

そして今秋11月にそのアルゲリッチが再来日。彼女の友人であり、やはりギトリスと長年の親交をもつ海老彰子とともに2度目のオマージュ公演を企画しました。

今度のタイトルは「Remembering Ivry Gitlis」。

「イヴリー・ギトリスは私の人生に特別な存在で、彼は私に無数のインスピレーションを与えてくれました。イヴリーは最後の自由人です」

アルゲリッチはギトリスのことをこう語ります。彼は奔放な演奏で世界中で活躍。聴衆だけでなく、演奏家たちからも尊敬を集める大ヴァイオリニストでした。

今回の公演では、このギトリスの音楽遺産を継承してもらいたいと、アルゲリッチと海老彰子は、あえて若い弦楽奏者たちを共演者に選びました。海老がかねてからその才能を注目していた村田夏帆。そして2017年にMOA美術館能楽堂でアルゲリッチとシューマンのピアノ五重奏曲を共演したカルテット・アマービレ。また、同年の別府アルゲリッチ音楽祭でギトリスのマスタークラスを受けた際にアルゲリッチと知り合い、6月の「Homage to Ivry Gitlis」公演では初共演だった辻彩奈。アルゲリッチは彼女と、ギトリスにとっても特別な曲であるフランクのソナタをもう一度弾きたくなったとのこと。

今は亡きギトリスに思いを馳せ、音楽の素晴らしさを共有できることを願うこの公演に、どうぞご期待いください。

マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
海老 彰子(ピアノ)

辻󠄀 彩奈(ヴァイオリン)
村田 夏帆(ヴァイオリン)
カルテット・アマービレ(弦楽四重奏) 篠原 悠那(ヴァイオリン)北田 千尋(ヴァイオリン)中 恵菜(ヴィオラ)笹沼 樹(チェロ) 

マルタ・アルゲリッチよりメッセージ
親愛なる皆様
私は今年の11月に来日し、再びイヴリー・ギトリスの100歳記念コンサートに出演できることをうれしく思います。イヴリー・ギトリスは私の人生に特別な人で、彼は私に無数のインスピレーションを与えてくれました。Remenbering Ivry Gitlis のコンサートを開催し、ギトリスと親交のあった海老彰子および優秀な若い音楽家達(村田夏帆、辻彩奈、カルテット・アマービレ)とこのインスピレーションを分かち合えるのは大いなる喜びです。ギトリスの人生を扱った映像は沢山ありますが、NHKが6月に収録した「イヴリー・ギトリスへのオマージュ」コンサートに加えて私は彼の100歳記念ドキュメンタリーが素晴らしいと思います。ぜひご覧ください。 ギトリス氏の最後の来日は2017年5月で、辻彩奈やカルテット・アマービレがギトリス氏に出会った別府アルゲリッチ音楽祭のあとに彼は高崎と東京で弾きました。それが日本での最後のコンサートとなったのです。その二つの都市でギトリスを想い出すコンサートをできるのは光栄に思います。

イヴリー・ギトリス ドキュメンタリー