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ARTIST
PIANO

Yuja Wang

ユジャ・ワン

芸術的カリスマ性、率直な感情表現、そして舞台上から放つ魅惑的な存在感によって圧倒的な知名度をほこるピアニスト。世界最高峰の指揮者、演奏家、オーケストラ、アンサンブルと共演を重ねており、卓越した技巧のみならず、自発的で生き生きとした音楽性に賞賛の声が寄せられている。ニューヨーク・タイムズ紙の記事で彼女は、「私は、すべてのプログラムが独自の生命を得、その瞬間の私自身の感情を表現すべきだと固く信じています」と語る。

音楽一家に生まれ、カナダで学んだのち、カーティス音楽院でG.グラフマンに師事。2007年にアルゲリッチの代役としてボストン響へのデビューを飾ったことが国際舞台での躍進のきっかけとなり、2年後にはドイツ・グラモフォン(DG)と専属録音契約を結んだ。

近年のハイライトには、ロンドンでのD.ホックニーの没入体験型展覧会での演奏、アーティスティック・パートナーのポストをもつマーラー・チェンバー・オーケストラ(MCO)の弾き振りによるヨーロッパや南米ツアー、オラフソンとのピアノ・デュオによるワールド・ツアー、ニューヨーク・フィルのアーティスト・イン・レジデンスの活動などが挙げられる。

2025/26年シーズンには、フィラデルフィア管やサンフランシスコ響のシーズン開幕公演に出演。カーネギーホールのシーズン開幕公演では、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を弾き振りした。また、スウェーデン放送響とヨーロッパ・ツアーを行うほか、コンセルトヘボウ管、クリーヴランド管と共演し、MCOとはスペインとアメリカをツアーする。リサイタルも多い。

録音も多く、DGから発表したアルバムは数々の賞を受賞しており、『アメリカン・プロジェクト』(2023)は、自身初の最優秀クラシック器楽ソロ部門でのグラミー賞獲得という快挙を成し遂げた。同アルバムは、オーパス・クラシック賞(協奏曲部門)にも輝いている。

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