Thierry Escaich
ティエリー・エスケシュ
作曲家、オルガニスト、即興演奏家として現代の音楽界でユニークな存在感を放つフランス人音楽家。様々なジャンルや構成の作品を書き、常に新しい響きを追い求め、これまで100以上の作品を作曲している。それらは叙情的で豊かなハーモニーとエネルギーに満ち、多くの聴衆を惹きつけている。欧米の一流オーケストラや室内楽アンサンブル、ソリストらに演奏され、著名な賞の受賞も数多い。
最近の作品にはルノー・カプソンのために作曲し、ミュンヘン・フィルと初演したヴァイオリン協奏曲(Au-delà du rêve)、チョ・ソンジンとチェコ・フィルのために書いたピアノ協奏曲(Les Chants de l’Aube)、ゲヴァントハウス管とボストン響が共同委嘱でゴーティエ・カプソンと初演したチェロ協奏曲(Les Chants de l’Aube)などがある。
エスケシュはデュリュフレの後任として、パリのサン=テティエンヌ・デュ・モン教会のオルガニストに就任。フランス楽派の即興演奏家の代表格でもあり、彼の作曲家としての経歴は、オルガニストのそれと密接に関連している。レパートリーには自身の作品や即興演奏を入れながら、国際的なリサイタル活動も展開している。
2024/25年シーズンは、hr響(旧フランクフルト放送響)のコンポーザー・イン・レジデンスを務めたほか、トゥールーズ・キャピトル国立管が合唱とオーケストラのための「Towards the Light」を世界初演。この作品は、エスケシュがフォーレの没後100年に際して作曲した作品である。フィンランド放送響、リエージュ・フィル、高雄市響にはソリストとして登場。高雄では、自作のオルガン協奏曲第3番に加え、リサイタルや即興演奏の録音も行った。
2024年、パリのノートルダム大聖堂の首席オルガニストに任命された。
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