





Thierry Escaich
ティエリー・エスケシュ
作曲家、オルガニスト、即興音楽家として現代の音楽界でユニークな存在感を放つフランス人音楽家。様々なジャンル、構成の作品を書き、常に新しい響きを追い求め、これまで100以上の作品を作曲している。それらは叙情的で豊かなハーモニーとエネルギーに満ち、多くの聴衆を惹きつけている。欧米の一流オーケストラや室内楽アンサンブル、ソリストらに演奏され、著名な賞の受賞も数多い。
最近の作品にはオランダ放送フィルとNDRエルプフィルから委嘱、ヴィオラのアントワン・タメスティのために書かれた「歌の夜(Nuit des chants)」や、オルガン協奏曲第3番、エスケシュとフランス国立リヨン管によってヨーロッパ初演された「時の4つの顔(Quatre Visages du temps)」などがある。
エスケシュはデュリュフレの後任として、パリのサン=テティエンヌ・デュ・モン教会のオルガニストに就任。フランス楽派の即興演奏家の代表格でもあり、彼の作曲家としての経歴は、オルガニストのそれと密接に関連している。レパートリーには自身の作品や即興演奏を入れながら、国際的なリサイタル活動も展開している。2018/19年シーズンのハイライトとしては、2018年のマリインスキー劇場のレジデンシーとして、オルガン協奏曲第3番のロシア初演や、オーベルニュ室内管のコンポーザー・イン・レジデンスとして彼の作品にフォーカスした初シーズンを送ったほか、ロッテルダムでのゲルギエフ・フェスティバルやハンブルクのエルプフィルハーモニー、ケルン、ソウル、モントリオールなどでの演奏が挙げられる。
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