ARTIST: CONDUCTOR

Robert Treviño

ロバート・トレヴィーノ

メキシコ系アメリカ人のロバート・トレヴィーノは新世代の最もエキサイティングな指揮者の一人。スペインのバスク国立管弦楽団の音楽監督やスウェーデンのマルメ交響楽団の首席指揮者を歴任し、現在、イタリアのRAI国立交響楽団の首席客演指揮者を務めている。

2025/26年シーズンは、SWRシュトゥットガルト放送響、スイス・イタリアーナ管、バーゼル響、ロンドン響、バンベルク響、ストラスブール・フィル、ウィーン響、デュイスブルク・フィル、トスカニーニ管、エルサレム響、大阪フィルなどと共演。

これまでに、北米の多岐にわたるオーケストラのほか、バーミンガム市響、ミュンヘン・フィル、ゲヴァントハウス管、パリ管、フランス放送フィル、トゥールーズ・キャピトル国立管、サンタ・チェチーリア国立管、N響、都響、読響などに客演している。

オンディーヌ・レーベルからリリースしたベートーヴェン交響曲全集、2枚のラヴェル作品集、ラウタヴァーラのヴァイオリンと管弦楽のための作品集、レスピーギのローマ三部作、知られざるアメリカ人作曲家の作品を集めた『アメリカの眺望』『AMERICASCAPES 2 - アメリカン・オーパス』はいずれも高い評価を得ている。バンベルク響とはブルッフの交響曲／序曲集をリリースした。

2013 年にボリショイ劇場のヴェルディ《ドン・カルロ》の代役指揮で大きな注目を集め、「モスクワにおけるヴァン・クライバーン以来のアメリカ人の成功」と報じられた。新作委嘱や初演にも積極的で、J.アダムス、P.グラス、S.グバイドゥーリナ、J.ヒグドン、A.プレヴィンら、同時代を代表する多くの作曲家の作品を指揮している。