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オーボエ 古部 賢一Ken-ichi Furube

PROFILE


東京藝術大学在学中に新日本フィル首席オーボエ奏者に就任。
柔らかく甘い音色、バロックから現代音楽に至る幅広い様式に対応する柔軟性と優れた音楽性が高い評価を受け、ソリストとして国内外の数多くのオーケストラと共演。
室内楽でも活躍し、ジャンルにとらわれない活躍を続けている。
第10回出光音楽賞受賞。東京音楽大学、相愛音楽大学非常勤講師、札幌大谷大学芸術学部の客員教授。「国際オーボエコンクール・軽井沢」「日本音楽コンクール」等の審査員もつとめる。
 日本を代表するオーボエ奏者の一人であり、柔らかく甘い音色と響き、バロックから現代音楽に至る幅広い様式に対応する柔軟性と優れた音楽性が高く評価されている。
 東京芸術大学在学中の1991年、弱冠22歳で新日本フィルハーモニー交響楽団首席オーボエ奏者に就任。1995年から翌年にかけて、アフィニス文化財団 海外研修員としてドイツ国立ミュンヘン音楽大学大学院に留学。これまでに、オーボエを中山和彦、北島章、小畑善昭、小島葉子、ランダル・ヴォルフガング、 ギュンター・パッシンに、また室内楽を村井祐児、中川良平の各氏に師事。
 小澤征爾指揮新日本フィル定期公演をはじめ、ジャパン・チェンバー・オーケストラ、イタリア合奏団、ミラノ・スカラ弦楽合奏団、ザルツブルク室内管、東京 フィル、N響室内合奏団など国内外の数多くのオーケストラのソリストとして、また、ジャパン・チェンバー・オーケストラ、オイロス・アンサンブル、いずみ シンフォニエッタ大阪などのメンバーとしても活躍している。サイトウ・キネン・フェスティバル松本、宮崎国際音楽祭、木曽音楽祭などにも定期的に出演。ハ ンブルク北ドイツ放送響、ベルリン・ドイツ響、シュトゥットガルト室内管などにも客演首席奏者としてしばしば招かれている。
 リサイタルや室内楽にも積極的に取り組み、ドイツを代表するチェンバロ奏者、クリスティーネ・ショルンスハイムとのデュオを国内およびライプツィヒ・バッハ博物館で行なうなど、バロック演奏でも高い評価を得ている。
 現代作品の演奏も数多く手がけ、メシアンの遺作「4のコンセール」やシュニトケ「オーボエとハープのための協奏曲」などを日本初演している。2006年に は東京オペラシティコンサートホールで開催された武満徹没後10年特別企画公演で、大作「ジェモー」を若杉弘・高関健指揮東京フィルらと共演、絶賛を浴び た。
同年、東京で行われたラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン音楽祭にも参加。2007年には、東京国立科学博物館講堂にてオーボエの進化をたどるレクチャー コンサートを行ない、チャルメラからコール・アングレ、オーボエ・ダモーレなどオーボエ属の楽器を総動員した「オーボエ講座」が絶賛を博した。

現代作品にも積極的に取り組み、日本を代表する現代作曲家である故・林光のソナタを自ら委嘱・初演。
近年では2016年春、ポリーニ・プロジェクトの一環でベリオ作曲の『セクェンツァVII』を東京文化会館にて好演。
近年は、ピアノの塩谷哲、ギターの渡辺香津美、鈴木大介、箏の野坂惠璃とのコラボレーションなど、ジャンルを超えた活動も展開している。
レコーディングは、ソロ・デビュー・アルバム 『ドルチェ』、ミラノ・スカラ弦楽合奏団と共演した『アマービレ/イタリア・バロック協奏曲集』(以上キングレコード)、鈴木大介(ギター)とのデュオ・アルバム『DAYDREAM』(フォンテック)、『カフェ1930』(キングレコード)などのCDをリリースしている。

現在、東京音楽大学及び相愛音楽大学非常勤講師、札幌大谷大学芸術学部の客員教授のほか、国際オーボエコンクール・軽井沢、日本音楽コンクール等の審査員をつとめるなど、後進の指導にもあたっている。
第10回出光音楽賞受賞(2000年)。

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