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室内楽 ロンドン交響楽団(LSO)パーカッション・アンサンブルLSO Percussion Ensemble

PROFILE


 才能に溢れ華々しい活躍をしているロンドン交響楽団の打楽器奏者たちと楽団員で構成されるパーカッション・アンサンブル。クラシック好きなら、LSOのCDやコンサートで彼らの演奏を耳にしたことがあるだろう。さらにパーカッション好きなら、LSOライヴ・レーベルやコンサートで大ヒットとなったスティーヴ・ライヒの作品を聴いたことがあるに違いない(smarturl.it/lsoreich、ビニール盤でもリリース)。アメリカではこのCDがベストセラーとなり、またアップルミュージック、スポティファイ、ディーザーにおいても18万以上のストリーミングアクセスを記録している。

 LSOパーカッション・アンサンブルによるスティーヴ・ライヒ作品集のアルバムについては、批評家から大絶賛を博した:

“LSOパーカッション・アンサンブルの演奏する六重奏曲(1985)は、スリリングなクライマックスへと向かうエネルギーに満ち溢れていた”(グラモフォン、CDレビュー)

“まるで水面に映る光線のようにきらめく弓のバイブ音が、驚くほど透明な模様を紡ぎ出していた”(BBCミュージック・マガジン誌)

“ライブ・パフォーマンスと録音されたサウンドがとにかく傑出している…素直にお薦めしたいアルバム”(HRオーディオ)

“パフォーマーにとってその手腕が試される絶好の作品”(クラシカルCDチョイス)

 映画好きなら、『スター・ウォーズ』、『ハリー・ポッター』、『ブレイブハート』、『ノッティングヒルの恋人』、『サバービコン』など、ロンドン交響楽団による何百本もの映画作品のサウンドトラックの中に彼らの演奏を聴いたことがあるにちがいない。LSOパーカッション・アンサンブルの『木片のための音楽』のライブ・パフォーマンスは、AMCのドラマ『ウォーキング・デッド』のシーズン8に起用されている。

 ロンドン交響楽団の国際的知名度も相まって精力的なアンサンブル活動を展開しているLSOパーカッション・アンサンブル。ロンドン市内はもちろんのこと、日本へのツアー・デビューも果たしている。ロンドン響の楽団員として地元バービカン・センターで年間70回のコンサートをこなし、またほぼ同じ数のコンサートを世界中でも行いながら、さらにアンサンブル活動にも取り組んでいる。オーケストラでは、ベルナルト・ハイティンク、サー・アントニオ・パッパーノ、新音楽監督のサー・サイモン・ラトルら一流指揮者と共演。ご存じの方も多いかもしれないが、ラトルはもともと打楽器奏者出身である。


Members

ニール・パーシー  Neil Percy
 彼ほど長くロンドン交響楽団の首席パーカッションを務めた奏者はいない。2000年より英国王立音楽院のティンパニおよびパーカッションの主任教授である。サー・コリン・デイヴィス、ピエール・ブーレーズ、スティーヴ・ライヒ、フランソワ=グザヴィエ・ロト、カール・ジェンキンス、ラヴィ・シャンカール、ケント・ナガノ、エルガー・ハワースといった著名なアーティストや指揮者らと共演。さらに、映画音楽の作曲家たちやポップス、ジャズのアーティストたちとも数多くコラボレートしている。ジルジャンのアーティスト・イン・レジデンス、ヤマハ・ドラムおよびキーボード・アーティスト、エヴァンス・ドラムヘッド、フリーア・マレットのアーティストである。

デイヴィッド・ジャクソン David Jackson
 英国王立音楽院在学中にパーカッション部門でカウンテス・オブ・マンスター・スカラシップとマーティン・ミュージカル・スカラシップを取得、さらにシェルLSOコンクールのファイナリストとなる。ロンドンのすべての主要オーケストラと共演しており、1996年からはロンドン交響楽団の副首席パーカッション奏者である。

サム・ウォルトン Sam Walton
 ロンドン交響楽団の共同首席パーカッション奏者であり、イギリスの一流オーケストラの多くと共演経験を持つパーカッション/ティンパニ奏者。ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、BBC交響楽団、ロンドン・・シンフォニエッタ、ヨーロッパ室内管弦楽団でもパーカッションを担当している。また、ウェスト・エンド劇場のあらゆるショーでも演奏している。ソリストとしては、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、カスティーリャ・イ・レオン管弦楽団、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団と共演。リサイタルでは、ソロやコリン・クリーとのデュオでイギリスのみならず世界中で活動を展開している。

サイモン・キャリントン Simon Carrington
 1991年にロンドン交響楽団に入団、1995年に首席ティンパニ/パーカッション奏者となる。2002年よりロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ティンパニ奏者。ロンドン響では、ピエール・ブーレーズ、サー・コリン・デイヴィス、ベルナルト・ハイティンク、ジョン・アダムス、スティーヴ・ライヒらと共演。客演ティンパニ奏者としてロンドンの主要オーケストラのすべてと、ヨーロッパ室内管弦楽団、イギリス室内管弦楽団、ワールド・オーケストラ・フォア・ピースなどで演奏している。英国王立音楽院のティンパニ科主任教授を務めており、さらに世界中でマスタークラスを行ったり、EUユース管弦楽団やナショナル・ユース・オーケストラで後進の指導にあたっている。編曲も得意とし、彼の編曲の多くは英国王立音楽院やロンドン・ブラスによって演奏されている。

フィリップ・ムーア Philip Moore
 英国王立音楽院でヘイミッシュ・ミルンに師事。欧米やアジアで広く活躍している。コンチェルト・ピアニストとしてハレ管弦楽団、アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・ フィールズ、フィルハーモニア管弦楽団、ブリテン・シンフォニア、ロイヤル・・フィルハーモニー管弦楽団、BBCスコティッシュ交響楽団などと共演。室内楽では世界中のあらゆるアーティストたちと共演しているほか、ヘブライズ・アンサンブル、コリン・カリー・グループ、ブリテン・シンフォニアと共にテレビやラジオにも登場している。また、ヨーロッパ室内管弦楽団アンサンブル、ロンドン・コンコード・アンサンブルにも客演している。

ジョセフ・ハヴラット Joseph Havlat
 2012年より英国王立音楽院にてジョアンナ・マクレガーに師事。ソロ・リサイタル、室内楽奏者、オーケストラのソリストとしてイギリス国内のみならず、欧米、オーストラリアなどで活躍している。また、ウィグモア・ホール、ロイヤル・フェスティバル・ホール、セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ教会、パース・コンサート・ホールといった一流ホールや、オールドバラ音楽祭、ダーティントン国際音楽祭などにも登場している。室内楽にも熱心に取り組んでおり、トリチウム・トリオ、トリオ・デラゼイ、デュオ・エクス・リブリスと度々共演しているほか、作曲家としても活躍している。現代音楽にも造詣が深く、現代音楽集団アンサンブルx.yの創設メンバーであり芸術監督を務めている。

CONCERTS

ロンドン交響楽団パーカッション・アンサンブル

2018年3月6日 (火) 19:00 開演 (18:30 開場)

東京オペラシティ コンサートホール

ロンドン交響楽団パーカッション・アンサンブル 2018年3月 来日スケジュール

3月6日(火) 19:00 東京/東京オペラシティ コンサートホール【プログラムA】
問:カジモト・イープラス 0570-06-9960

3月8日(木) 19:00 大阪/ザ・シンフォニーホール【プログラムA】
問:ザ・シンフォニー チケットセンター 06-6453-2333


【プログラムA】
チック・コリア(S.キャリントン編):デュエット組曲
ジョー・ロック:Her Sanctuary
ジョン・アダムズ:ロール・オーバー・ベートーヴェン
小曽根真(S.キャリントン編):Kato’s Revenge
ライヒ:木片のための音楽
ライヒ:六重奏曲

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