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指揮 ヤデル・ビニャミーニJader Bignamini

PROFILE


 1998年、リッカルド・シャイーからミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団のクラリネット奏者に選ばれ、音楽家としてのキャリアをスタートした。やがてこの楽団で指揮台に立つようになり、2010年に副指揮者、2012年にアソシエイト・コンダクターとなった。

 北イタリアのクレーマ生まれ。ピアチェンツァ音楽院で学んだ後、若いときからいくつものオーケストラでソリストとして演奏するとともに、室内オーケストラ、交響楽団、オペラハウスのオーケストラを指揮するようになった。

 2012年秋、前年に続いてMITO音楽祭に招かれ、ベルリオーズ「荘厳ミサ曲」を指揮した。ヴェルディ響との関係も続いており、シーズン開幕のコンサートのほかにもオペラとオーケストラ双方のプログラム(ブラームス、チャイコフスキー、グリンカ、ムソルグスキー、プロコフィエフ、ラヴェル、レスピーギ、リムスキー=コルサコフ、パガニーニ、ピアソラ、ストラヴィンスキー、ヴィヴァルディ)で、現地ミラノのほかにロシア・ツアー(モスクワのチャイコフスキーホール、サンクトペテルブルクのグリンカ・フィルハーモニーホール)を指揮、五明カレン、ナターシャ・コルサコヴァ、コリヤ・ブラッハー、リリア・ジルベルシュテインらのソリストと共演している。また、びわ湖ホール、サンパウロ市立劇場でオーケストラ・デビューを飾り、パレルモではシチリア交響楽団、フィレンツェではフィレンツェ五月音楽祭管弦楽団を指揮した。

 2013-14年のシーズンには、南イタリアのマルティーナ・フランカで開催される第39回イトリア谷音楽祭やヴェルディ響の定期演奏会に出演。パルマの第23回ヴェルディ音楽祭で《シモン・ボッカネグラ》を指揮した後、パルマ王立劇場に招かれて音楽祭で3回指揮した。

 2014-15シーズンは、ヴェルディ響とのコンサートやヴェルディ「レクイエム」の他、ボローニャ市立劇場管弦楽団のシーズン開幕のコンサート、サンパウロ市立劇場およびフェニーチェ座で「カルミナ・ブラーナ」と《ボエーム》、アンコーナで《愛の妙薬》、ボローニャ市立劇場で《トスカ》、ヴェルディ音楽祭で《運命の力》、ヴェローナ歌劇場管弦楽団では《ボエーム》、《カヴァレリア・ルスティカーナ》および《恋は魔術師》を指揮する。

 オペラについては2015-16シーズンに、ローマ歌劇場で《アイーダ》、フェニーチェ座で《蝶々夫人》を指揮、サンタフェ歌劇場で《リゴレット》を指揮して北米デビューを飾った。

 2016-17シーズンは、ミラノ・スカラ座でのヴェルディ響のコンサート、ヴェルディ音楽祭での《オテロ》、フランクフルト歌劇場でヴェルディ《オベルト》、トリノ王立劇場で《チェネレントラ》、東京の新国立劇場で《アンドレア・シェニエ》、パレルモで《蝶々夫人》、フランクフルト歌劇場で《イル・トロヴァトーレ》を指揮した。

 アンナ・ネトレプコとユシフ・エイヴァゾフとの2016年アジア・ツアーの成功に続き、同じく二人が主役を務めたボリショイ劇場《マノン・レスコー》のリヴァイヴァル上演にも貢献し、ロシアの聴衆から非常に高い評価を受けた。

 2017年は、ローマとフランクフルトで《イル・トロヴァトーレ》を予定している。

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