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オーケストラ フィラデルフィア管弦楽団The Philadelphia Orchestra

PROFILE


1900年に創設されたフィラデルフィア管弦楽団は、一世紀以上にわたり優れた演奏、歴史的な海外ツアー、ベストセラー録音、そして録音技術やアウトリーチ活動における前例のない革新的活躍で、世界有数のオーケストラの地位を確立している。その歴史の中で迎えた音楽監督はわずか8名で、一貫した芸術的方針を維持してきた。この8名とは、シール(1900-1907在任)、ポーリヒ(1907-1912)、ストコフスキー(1912-1941)、オーマンディ(1936-1980)、ムーティ(1980-1992)、サヴァリッシュ(1993-2003)、エッシェンバッハ(2003-2008)、デュトワ(2008-)、そして世界で最も注目を集める若手指揮者、ネゼ=セガン(2012-)である。
フィラデルフィア管はその歴史を通して、前例を見ないほど多数の世界初演、アメリカ初演を手掛けてきた。それらの作品には、バーバーのヴァイオリン協奏曲、マーラーの交響曲第8番「千人の交響曲」、ラフマニノフの交響的舞曲、シェーンベルク「グレの歌」、ストラヴィンスキー「春の祭典」などがある。
また輝かしいツアーの歴史も、多くの画期的出来事に彩られている。1936年にはアメリカのオーケストラとして初めてヨーロッパ大陸横断ツアーを行い、1949年にはイギリス・ツアーを行い、第二次世界大戦後に大西洋を渡った最初のアメリカのオーケストラとなった。さらに1973年、アメリカのオーケストラとして初めて中華人民共和国で演奏し、1999年にはやはりアメリカのオーケストラとして初めてベトナムを訪れた。
このほかにもフィラデルフィア管弦楽団には数々の「最初」の記録がある。電気的録音(1925年)、商業スポンサーをつけた専属ラジオ番組への出演(NBC放送、1929年)、映画サウンドトラックの演奏(パラマウント映画「The Big Broadcast of 1937」)、インターネットでコンサートのライブ・サイバー放送(1997年)などである。
フィラデルフィア管弦楽団は、年間300回以上のコンサートや、出版、録音、放送などを通して、毎年世界各地の100万人を超える音楽愛好家に演奏を届けている。例年9月から5月までの冬の定期公演シーズンはフィラデルフィアで演奏し、教育プログラムやコミュニティの共催プログラムがこれに加わる。またカーネギーホールで毎年コンサート・シリーズを開催するほか、ワシントンDCのジョン・F・ケネディー・センター・フォー・パフォーミング・アーツにも定期的に登場している。
定期公演はキンメル・センター・フォー・パフォーミング・アーツ(KCPA)で開催されている。同センターには2つの公演スペースがあり、その一つはフィラデルフィア管のために設計・建築された2500席のヴェリゾン・ホール、もう一つは室内楽コンサート用の650席のペレルマン・シアターである。建築家ラファエル・ヴィニョリがアーテック・コンサルタント社の音響技師ラッセル・ジョンソンの協力を得て設計したキンメル・センターは、コンサート、録音、教育活動のための最新鋭設備が整っている。

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