© Shumpei Ohsugi
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ARTIST
CHAMBER MUSIC

Wiener Ring-Ensemble

ウィーン・リング・アンサンブル

ウィーンの旧市街を取り巻くこの街ならではのみごとな環状道路、“リング”にちなんで命名されたこのアンサンブルは、まさにウィーンの音楽を演奏するために結成された。

2016年までウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の名コンサートマスターとして同団を率いたライナー・キュッヒルを中心に、ヴァイオリン2人、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、ホルン各1人にクラリネット2人の9人編成で、ウィーン・フィルの腕利きの主要メンバーたちである。

ウィーン情緒の香り高いシュトラウス・ファミリーやツィーラー、ランナーたちのワルツ、ポルカの演奏は、ウィーンに寄せる彼らの愛情と誇りを痛感させ、聴く者をこの上ない幸福感で満たしてくれる。

ウィーン楽友協会での年末恒例のコンサート・シリーズでは、1999年以降、ウィーン・リング・アンサンブルの演奏会が毎年ブラームスザールで行われ、地元ウィーン子の絶賛を集めている。2002年夏には、ルツェルン・フェスティバルに招待された。

日本へは1991年に初来日し、引き続き1993年以降毎年のように来日。ウィーンでの「ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート」に出演後、すぐに日本へ駆けつけてニューイヤー・コンサートを行い、本場の響きと香りをそっくり日本のファンに届けている。

1998年には長野オリンピック文化・芸術祭参加公演に選ばれ、現地で2回の演奏会を行った。その他、度重なるテレビ放映、CDで、日本でもすっかりおなじみの存在である。

31回目の来日ツアーとなる2021年から、チェロにシュテファン・ガルトマイヤーが参加予定。

<メンバー>
ライナー・キュッヒル (ヴァイオリン)Rainer Küchl,Violin
ダニエル・フロシャウアー (ヴァイオリン)Daniel Froschauer,Violin
ハインリヒ・コル (ヴィオラ)Heinrich Koll,Viola
シュテファン・ガルトマイヤー (チェロ)Stefan Gartmayer,Cello
ミヒャエル・ブラデラー (コントラバス)Michael Bladerer, Contrabass
カール=ハインツ・シュッツ(フルート)Karl-Heinz Schütz, Flute
ダニエル・オッテンザマー (クラリネット)Daniel Ottensamer, Clarinet
アレックス・ラドシュテッター(クラリネット)Alex Ladstätter,Clarinet
ロナルド・ヤネシッツ(ホルン)Ronald Janezic,Horn

WRE2020 Aftermovie/ウィーン・リング・アンサンブル2020

【舞台裏】ウィーン・リング・アンサンブル #ラデッキー行進曲