2011.3. 8(Tue)


●ユース・カラカス管の来日迫る!「エル・システマ」そもそも講座1

ベネズエラの画期的な音楽教育システム「エル・システマ」が生んだユース管弦楽団のひとつ、エル・システマ・ユース・オーケストラ・オブ・カラカス(以後、ユース・カラカス管)がいよいよ今月末、来日します。本ブログでは、3月31日の彼らの東京公演までのあいだ、「そもそもベネズエラってどんな国?」「そもそもエル・システマって何?」という疑問を、楽しく解明していきたいと思います!


第1回目の本日のテーマは、「"そもそも"ベネズエラって?」

<そもそも>
ベネズエラは南アメリカの北部に位置する、カリブ海と大西洋に囲まれた緑あふれる(そして太陽の光あふれる!)美しい国です。
ベネズエラの語源は、一説には15世紀にスペインの探検家たちが、水が流れる美しいこの地にあたえたイタリア語のニックネーム「小ヴェネツィア(Venezuola)」であるといわれています。
面積は日本の約2.4倍。公用語はスペイン語で、首都は南アメリカで第5位の大都市カラカス
カラカスはグルメの町としてもしられ(郷土の、豆や細切の牛肉、バナナを使った料理がおいしいという噂です!)、スペイン料理はもとより、フランス料理、イタリア料理、インド料理、メキシコ料理、中華料理、日本料理など世界各国の美食を楽しめるそうですよ!

<英雄シモン・ボリバル>
ベネズエラは1999年より、国の正式名称を「ベネズエラ・ボリバル共和国」としています。「ボリバル」とは、植民地であったラテン・アメリカ諸国を独立に導いたシモン・ボリバル(1783-1830)のこと。
カラカス管のお兄さん的存在で、2008年に天才指揮者グスターボ・ドゥダメルとともに初来日したオーケストラの名称「シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ」は、ベネズエラ生まれのこの英雄にちなんでいます。
ベネズエラの通貨の名前は「ボリバル・フエルテ」ですし、ボリバルのバースデー7月24日は国民の祝日です。
カラカスには、シモン・ボリバル大学もあります。
余談ですが、彼の本名はとても長く、記憶不可能です("シモン"・ホセ・アントニオ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダー・"ボリバル"・イ・パラシオス)!

<ベネズエラの国旗>
ベネズエラの国旗は黄・青・赤の三色からなる鮮やかなデザインです。




シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラのメンバーたちがよく着ているジャンパーも、まさにこの国旗の色ですね!


彼らの様子はこちら


Before



After:これを着ると気合が入るようです


この大元のデザインが決められたのは、今からちょうど200年前、1811年。
黄色は国富、青色は旧宗主国スペインとベネズエラの間にある水、赤色はベネズエラ国民の血と勇気とをあらわしています。

ユース・カラカス管は、このベネズエラ・ボリバル共和国の独立200年を記念し、来日公演を行います。

公演情報


次回のブログのテーマは音楽教育システム「エル・システマ」。乞うご期待ください!


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Tuesday March 8, 2011