2011.2.21(Mon)


◆ドゥダメル30歳、そしてエル・システマの誕生日を祝う藤倉大新作「Tocar y Luchar」ベネズエラ・カラカスで世界初演!

ホセ・アントニオ・アブレウ博士はエル・システマを始める際、「Tocar y Luchar] (play and fight, 奏でよ、そして闘え)をモットーとして掲げました。
そのモットーをそのまま曲のタイトルとした藤倉大の作品「Tocar y Luchar for orchestra」は1月26日に30歳を迎えたグスターボ・ドゥダメルと2月12日に創立36年目を迎えたエル・システマの創設者ホセ・アントニオ・アブレウ博士に献呈されています。世界初演は2月22日、ベネズエラの首都カラカスで行われます。
またこの作品の日本初演は8月28日新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏でサントリーホールで上演されます。

この作品について藤倉は「この曲のコンセプトは、自然、つまり海や空で泳ぐ魚や鳥をモチーフにしています。小さな鳥たちが集まって飛び、巨大な一羽の鳥を形作る。それは僕が思うに、様々な出身、バックグラウンドを持つ子供たちがひとつの音楽を奏でるエル・システマととても共通する考えであるように思います。
音楽の面でより具体的に言うならば、この曲は様々な小さなフレーズから構成されるひとつの大きなメロディであると言えます。時にユニゾンで、時に対位法的に、しかし常に大きなメロディとして奏でられます。テクスチュアをフレーズに、フレーズをリズムパターンに、それぞれを「変換」するということに興味があります。」


エル・システマについては、日本でも色々な動きがありますので、リンクと共に、あわせてご紹介させていただきます。
まず、2月26日からの「マエストロ6」。既に多くの有名指揮者が登場していますが、ついにトリとしてドゥダメル編が上映されます。
そして、3月31日に「弟分」エル・システマ・ユース・オーケストラ・オブ・カラカスのサントリーホール公演
 その他、上記コンサートと同日に以前教育評論社から「エル・システマ」を出版した山田真一さんがヤマハミュージックよりドゥダメルをとりあげた本が出版されます。
 また、ユニバーサルミュージックからドゥダメル/シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラの新譜である「グスターボ・ドゥダメル/チャイコフスキー&シェイクスピア」が4/20に発売予定です。





●リンク
サントリー芸術財団
シネ響公式サイト
3月31日(木) サントリーホール エル・システマ・ユース・オーケストラ・オブ・カラカス演奏会
ユニバーサルミュージック/ドゥダメルの新譜
El Sistema の本部 FESNOJIV のホームページ


藤倉 大 プロフィール
藤倉 大 ホームページ 


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Monday February 21, 2011