2008.7.14(Mon)


★リサイタル直前のP=L.エマール、札幌PMFに参加!

暑い本州を尻目に、北海道は札幌で毎夏行われている教育フェスティバル、PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)。
ここに東京のリサイタルに先駆けピエール=ロラン・エマールが登場、準メルクルの指揮、PMFの若者たちのオーケストラとメシアンの大作、「トゥーランガリラ交響曲」を演奏しました。

7月12日は札幌コンサートホールKitaraで、7月13日は札幌芸術の森の野外ステージです。野外で「トゥーランガリラ交響曲」って羨ましいような、辛いような、一体どんな感じになったのでしょうね?

同行した弊社スタッフも暑い東京から解放、
札幌からレポートを送ってきました


札幌は想像していたより暑かったですが、
それでも東京と比べたら
湿度も低いし。

エマールは、実は少し早めに家族と北海道入りをしていまして、
短い期間ですが、大自然を堪能する旅に出ていたようです。
え、練習しなくて大丈夫か、って?

PMFturangalila3.JPG
もちろん、2日間のリハーサルはバッチリと密度濃く行いましたよ。
ただそれ以前に、知っている方も多いと思いますが、
エマールは10代前半くらいからメシアン夫妻とは親しくしていて、
その頃から彼の曲を数多く弾いており、また毎日のようにレッスンを受け、
しかも「トゥーランガリラ交響曲」にかけては14、5歳くらいからもう弾いていたというキャリア。
ここ数年、世界で演奏される「トゥーランガリラ」のソリストにはエマールの名前がない方が珍しいくらいです。
4月にN響の定期(やはり指揮は準メルクル)で弾いたばかりですし、9月にはサイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルと、秋にはメルクル指揮リヨン管弦楽団でも演奏します。
間違いなく、「トゥーランガリラ」にかけては現代最高のピアニスト

そのように、エマールは「トゥーランガリラ」を知り尽くした、この曲のエキスパートとも言うべきピアニストなので、
正確無比、完璧にクリアーにピアノ・パートを弾き尽くした上、
リハーサルでも本番でも、指揮者よりもオーケストラを引っ張っている場面があるくらいでした。
しかも暗譜ですよ
この複雑極まる曲を暗譜なんて、ちょっと有り得ないんじゃ
PMFturangalila1.JPG

休憩中には、PMFの学生たちの指導とともに本番には首席のポジションに座る、
ウィーン・フィルのキュッヒルやザイフェルト、シュミードルやポッシュたちが
さすがにビックリしたのか、
さかんにエマールのところに来て、あれやこれや話をしていました。

土曜日のKitaraでのコンサートは大成功
そして翌日の野外コンサートは雨という予報だったのですが、
エマールはじめ、メルクルやPMFオケのメンバーの熱演に天も見方してくれたのか、
見事に晴れました

しかしエマールのピアノ、恐るべし。
こういう演奏を聴いてしまうと、東京でのリサイタルが心底楽しみになってきました(^^)

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エマール、3年ぶりのリサイタルはいよいよ明日、
7月15日7時開演、東京オペラシティです。お楽しみに
⇒チケットお申し込みはコチラまで

当日券もございますので、ぜひ!

Monday July 14, 2008