2008.4. 4(Fri)


●来日迫る!ケント・ナガノ/モントリオール交響楽団

先週お花見をしてきたら、すっかり風邪をひいてしまい
まだ鼻をグスグスさせています。
昼間はポカポカしていても、朝晩は冷えますので
皆様も体調管理にはどうか気をつけて下さいね。
(↑天気予報のセリフみたい。。。)


さて、まもなく色とりどりの花のように多彩な音色が魅力の
モントリオール交響楽団が9年ぶりに、
新・音楽監督ケント・ナガノとのコンビでは
初めての来日公演にやって来ます

OSM_famille(軽).JPG
(c)Nicolas Ruel

フルートのティモシー・ハッチンズら、
モントリオール響、自慢の看板プレーヤーたちも
もちろん健在です。


ナガノは2006年にモントリオール響の音楽監督に就任したばかりなので、
まだ2年少しというコンビですが、
地元では「ナガノ効果」「ナガノ・マニア」などという言葉が飛び交っているほど人気が盛り上がっているそうです。それに伴い、チケット販売率も相当アップしたとか。
そして2008-09年シーズンは創設75周年記念の大切なシーズンにあたります。


演奏会当日、会場で販売される公演プログラムにはナガノのインタビュー記事を掲載しますが、
その中からいくつかご紹介しましょう

「今回の日本ツアーでの曲目ですが、ドビュッシー『海』とR.シュトラウス『アルプス交響曲』はどちらも「自然」をテーマにした同時代の作品で、同時にそれぞれ非常に異なる音楽であることにも注目して下さい。
またベルリオーズ『幻想交響曲』、ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』、ラヴェル『ボレロ』は「時空を超えた"愛"」を捉えた作品を集めました。」

「モントリオール響は類稀なオーケストラで、ユニークなサウンドと共に強いパーソナリティーを持っています。現代ではオーケストラのサウンドが均一化されることを懸念する声を聞くことがありますが、このオーケストラの音楽は他のどこにもないユニークで確固たるものです。ヨーロッパの美学であるセンシティビティにアイデンティティを持ち、アメリカのトレーニング・システムや完成度の高い技術、進取的な創造性があり、さらに壮大な自然を有するカナダの風土が混ざり合う、といったバランスです。」

「ご存知の通り、マエストロ・デュトワのもと私たちはフランス・レパートリーで高く評価されましたが、今は古典に基づいたレパートリーにアクセントを置き、そこから地平を広げそれぞれの作曲家から異なった色彩を引き出しています。もちろん得意のフレンチ・レパートリーも大切にしながら、J.S.バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、シューベルトをとり上げ、昨年はワーグナー『タンホイザー』全曲を演奏しました。また今シーズンはメシアンの大作オペラ『アッシジの聖フランチェスコ』全曲をカナダ初演します。」

(インタビューの全文は、どうぞ演奏会場にてプログラムをお買い求め下さい!)


モントリオール響久々の来日もさることながら、
僕は3年ぶりに聴くケント・ナガノの指揮に触れられるのもすごく楽しみです。
雑誌やテレビ・ラジオから彼の目覚しい活躍を目にするものの
接する機会が少ないですから・・・。
ケントの、いつもはっとさせられる新鮮なプログラミングや、
すっきりと現代的でありながら真摯な情熱を底に秘めた演奏には
いつも感動させられます。


どうか皆様もぜひ楽しみにしていて下さいね。
できるだけ多くの方々に聴いていただければ、本当に嬉しいです。

チケットのお申し込みはこちらから
4月14日(月)7時 サントリーホール
4月16日(水)7時 東京オペラシティ コンサートホール

Friday April 4, 2008