David Geringas

ダーヴィド・ゲリンガスは、現在最も多才な演奏家のひとりである。 チェリストとして、また指揮者として、バロック初期から現代音楽にいたる非常に幅広いレパートリーを誇る。 また、グバイドゥーリナ、シュニトケ、センデロヴァスらロシア現代作曲家の作品を西側諸国で演奏した最初の音楽家で、多くの作曲家が彼に作品を献呈している。リトアニア生まれ。モスクワ音楽院でムスティスラフ・ロストロポーヴィチに師事し、1970年チャイコフスキー・コンクールで第1位金賞を獲得。世界中のオーケストラおよび指揮者と定期的に共演するほか、室内楽でも国際的に活躍し、高く評価されている。これまでに録音したCDは50枚以上にのぼり、2013年にはドイツのエコー・クラシック賞2013 (室内楽部門)を受賞。指揮者としてはこれまでに、北ドイツ・フィルハーモニー・ロストック、MDRライプツィヒ室内フィル、ウィーン響室内オーケストラ、デンマーク国立響、クレメラータ・バルティカなどのほか、イタリア、オランダ、日本など各国のオーケストラを指揮している。

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