日本のクラシック音楽シーンを作り続ける仕掛け人から、既存の形にとらわれない学校展開をする教育者まで、様々な領域のプロフェッショナルが、各地から集結。「プラットフォーム」「オーケストラ」「学校」「CX(顧客体験)」など様々な切り口によるセッションを実施します。過去事例や課題を共有することで、参加者全員で音楽界の未来を考えます。
音楽×学校の未来
尾花佳代(T-KIDS株式会社)
佐野靖(東京藝術大学)
小田直弥
(NPO 法人東京学芸大こども未来研究所)
梶本眞秀(KAJIMOTO)
これからの未来を創り出す、次代を担うこどもたちにとって、学校はどうあるべきなのか。“早期教育プロジェクト”や、東大、順天堂、慶応医学部などと連携して進めているAMS(Arts meet Science)プロジェクトに取り組む東京藝術大学。カルチュア・コンビニエンス・クラブが挑戦する従来の“知識詰め込み型”ではない21世紀型の教育を試みるT-KIDSなど、試行錯誤を重ねアップテートする学校の未来を考える。
音楽×CXの未来
青木聡(Zeppライブ)
五十貝一
(ユニバーサルクラシックス&ジャズ)
金子雄樹(The Orchard Japan)
中田延亮
(指揮者)
“座ってられないクラシック”をテーマに掲げた若手オーケストラとともに野外フェスを実現させた「STAND UP! CLASSIC」プロジェクト。ナイトクラブで始まった「yellow lounge」をチームラボ ボーダレスで開催するドイツ・グラモフォン。“インディペンデント”・ディストリビューターとして独自の展開を図るThe Orchard Japan。それらを展開するレーベルの仕掛け人が登場し、顧客体験をアップデートする試みを紹介する。
音楽×プラットフォームの未来
阿部一直
(アート・キュレーター/プロデューサー)
永富志穂子(兵庫県立芸術文化センター)
中村よしき(東京芸術劇場)
渡辺章(元・朝日新聞社)
クラシック音楽マーケットの大都市一極集中や集客の伸び悩み、公的助成の削減など、地方都市におけるクラシック音楽環境が多くの問題を抱える中、巧みなマーケティングや強い企画力で、集客を伸ばす場所がある。公共施設がいかにして地域に溶け込み、芸術発信基地というプラットフォームとなって市民に還元しているのか。
音楽×アーティストの未来
当日出演アーティスト
参加アーティストが登壇するセッション。かつては登竜門とされたコンクールが、必ずしもステータスとはならなくなった現代において、これからアーティストがいかにして、表現を極め、発信し、収入を得て、活動をしていくべきなのか、自由に語りあう。
音楽×オーケストラの未来
岩崎井織
(東京フィルハーモニー交響楽団)
小出篤
(名古屋フィルハーモニー交響楽団)
福山修
(大阪フィルハーモニー交響楽団)
益満行裕
(日本フィルハーモニー交響楽団)
角田鋼亮
(指揮者)
日本に36団体存在するプロのオーケストラが、どういった未来を描くのか。東京、大阪、名古屋のそれぞれを代表する楽団の企画担当者が登壇。オーケストラが集中する都市部にあってどのようにして、その個性をプログラミングに反映させているのか。またコンテンツ作り、集客方法など、現代のオーケストラのあり方を共有する。