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会社の歴史

1951~19741975~19911992~20002001~20082009~20202021~

1975~1991

小澤征爾という世界的な指揮者が所属アーティストであったことから、1975年、小澤率いるサンフランシスコ交響楽団を招聘。 邦人アーティストのマネジメントや企画を一段と充実させつつ、こうしてそれまでは放送局など大きな組織でしかできなかったオーケストラ招聘を初めて実現し、以来カラヤン指揮ベルリン・フィルや、ショルティ指揮シカゴ交響楽団、チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィル、コンセルトヘボウ管弦楽団など、またピアニストではルドルフ・ゼルキンやウラディーミル・ホロヴィッツ、マウリツィオ・ポリーニなど、世界最高レベルのアーティスト招聘を次々と広げていった、梶本音楽事務所の発展期。 1987年には、小澤征爾率いるサイトウ・キネン・オーケストラのヨーロッパ・ツアーをマネジメントし、1992年のサイトウ・キネン・フェスティバル松本のオープニングにも協力することとなる。

1975年

海外オーケストラ招聘は、1975年の小澤征爾指揮サンフランシスコ交響楽団から始まった。

1976年

“千人に一人のリリシスト”と称えられたピアニスト、ラドゥ・ルプーが初来日。

1979年

ピアノの巨匠ルドルフ・ゼルキンが来日。

小澤征爾を指揮に迎えて、関西歌劇団、関西二期会の合同によるオペラ「トスカ」の制作、大阪での上演を行う。

日本人が作曲したオペラで最も上演されている、團伊玖磨作曲のオペラ「夕鶴」の訪中公演のマネジメントを行う。

1980年

“ギターの神様”アンドレス・ゼゴヴィアが、21年ぶりに来日。

西ドイツから若杉弘指揮ケルン放送交響楽団(現ケルンWDR交響楽団)を招く。

「朝比奈隆・ブルックナー交響曲シリーズ」を企画・主催。東京カテドラル聖マリア大聖堂を会場に、在京4オーケストラと大阪フィルが5夜にわたって演奏した。

大阪フィルハーモニー交響楽団のカナダ、アメリカ・ツアーのマネジメントを行う。

梶本尚靖がフランス政府からフランス共和国国家功労章シュヴァリエを受章。

1981年

ボストン交響楽団創立100周年ツアーの最初の公演地として、日本公演を実現。指揮は音楽監督の小澤征爾。

1982年

ヴァイオリンの巨匠ユーディ・メニューインを招く。

1983年

“伝説的ピアニスト”ウラディーミル・ホロヴィッツの待望の日本公演をついに実現。

1984年

ヘルベルト・フォン・カラヤンとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を招く。

指揮者・チェロ奏者で桐朋学園の創立者の一人、齋藤秀雄の没後10年メモリアル・コンサートのマネジメントを行う。小澤征爾の指揮のもと、桐朋学園で齋藤の教えを受けた内外の一流アーティストが一同に会しオーケストラとして演奏した。その特別編成オーケストラが後にサイトウ・キネン・オーケストラへと発展する。

1985年

“世紀のディーヴァ”ジェシー・ノーマンを初めて日本に招く。

カナダから秋山和慶指揮バンクーバー交響楽団を招く。

新日本フィルハーモニー交響楽団(指揮: 小澤征爾、井上道義)のヨーロッパ・ツアーのマネジメントを行う。

1986年

シカゴ交響楽団を招聘。指揮はサー・ゲオルク・ショルティとダニエル・バレンボイム。

オランダの至宝、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団を招聘。(1988年から“ロイヤル”を冠す。)指揮はオイゲン・ヨッフムとウラディミール・アシュケナージ。

サントリーホール開館記念公演にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(指揮/小澤征爾)を招聘。

“厳格なるマエストロ”セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団のコンビを初めて招聘。

ヴァイオリンの原田幸一郎と数住岸子が室内楽シリーズ「NADA」をスタート。チェロの安田謙一郎、ピアノの野島稔らをゲストに迎え、意欲的なプログラムで高いクオリティの室内楽を聴かせた。

1987年

ウィスキーのCMの美声が爆発的な人気を呼んだソプラノ、キャスリーン・バトルの初来日公演を実現。

クリーヴランド管弦楽団を招く。指揮はクリストフ・フォン・ドホナーニ。

サイトウ・キネン・オーケストラ初のヨーロッパ公演のマネジメントを行う。

1988年

バイエルン国立歌劇場(ミュンヘン・オペラ)の東京公演を行う。(中京テレビとの共催。)

東京都交響楽団(指揮: 若杉弘、ジャン・フルネ)のヨーロッパ・ツアーのマネジメントを行う。

ヘルベルト・フォン・カラヤンとベルリン・フィルハーモニーを再び招き、それがカラヤンの最後の来日となる。

1990年

小澤征爾指揮・監督によるオペラ・シリーズ第1弾として、モーツァルト《イドメネオ》を上演(オーケストラ:新日本フィル)。以後《サロメ》《マノン・レスコー》《さまよえるオランダ人》もプロデュース。

エレーヌ・グリモーを招く。

1991年

イギリスから尾高忠明指揮BBCウェールズ交響楽団を招聘。

クラウディオ・アバドの指揮によるヨーロッパ室内管弦楽団を招く。

カーネギーホール100周年記念コンサート出演を中心とした東京都交響楽団(指揮: 若杉弘)の北米ツアーのマネジメントを行う。

東京交響楽団(指揮: 秋山和慶)のワールド・ツアーのマネジメントを行う。