





Emanuel Rimoldi
エマニュエル・リモルディ
ミラノでルーマニア人の母とイタリア人の父の間に生まれる。ミラノ・ヴェルディ音楽院のピアノ科と作曲科を卒業後、チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院でエリソ・ヴィルサラーゼに5年間師事した。ロシアン・ピアノスクールに育まれたイタリア人ピアニストである。
トップ・オブ・ザ・ワールド国際コンクール(ノルウェー)に出場した際には、ショパン国際コンクール、ルービンシュタイン国際コンクール、エリザベート王妃国際コンクールなどの覇者を抑え、見事優勝を果たす。その後、マンハッタン国際音楽コンクール(アメリカ)でグランプリを受賞。そして審査委員長を務めたイーヴォ・ポゴレリッチよりポゴレリッチ賞の授与されたことをきっかけに国際舞台に躍り出た。
その後カーネギーホール(ニューヨーク)、ウィグモアホール(ロンドン)、ルクセンブルク・フィルハーモニック、ガスタイクホール(ミュンヘン)、サル・コルトー(パリ)、ゲヴァントハウス(ライプツィヒ)、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニック、ローマ歌劇場、ヴェルディ音楽院大ホール(ミラノ)、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ国際音楽会館などで演奏すると共に、国際ベートーヴェン・ホール音楽祭(メキシコ)、マイアミ・ピアノ音楽祭、キャッストン音楽祭(アメリカ)、ドゥシニキ国際ショパン・ピアノ音楽祭(ポーランド)など数々の主要音楽祭に出演し、熱い支持を得る。各地の新聞などでも絶賛された。
また、トップ・オブ・ザ・ワールド国際コンクールに優勝後は、ノルウェーで演奏会やマスタークラス、ミラノ大学哲学学部では音楽と哲学の関係性についての講座を受け持った。
ドゥシニキ国際ショパン・ピアノ音楽祭での演奏は、ポーランド・ナショナル・ラジオで、ドイツ国内で行われたリサイタルは各地ラジオ放送局(NDR (ハンブルク)、 MDR (ライプツィヒ)、ARD (ミュンヘン))で放送され、モスクワ国際音楽会館にて行われたメトロ・コンサート・アート室内楽音楽祭での演奏は、ロシア国内テレビの文化チャンネルで放送されている。
2017年に行われたアメリカ・コンサートツアーで同国のデビューを飾ったのを皮切りに、2018年には日本(東京、日経ホール・大阪、大阪大学会館ホール)、ドイツ(エルプフィルハーモニー・ハンブルク、ムジークフロインデ・オルデンブルク)、ロシア(モスクワ国際音楽会館、ソチ・フィルハーモニー)で立て続けにデビューを果たす。
2019年11月には横浜みなとみらいホール等で3度目となる日本ツアーを開催。2021年にはヤマハホール、白寿ホールほか、2022年にはサントリーホールなど主要ホールでのリサイタルを予定している。
これまでにフランス、スペイン、イタリアで国際コンクールの審査員として携わり、近年はノルウェー、イタリア、日本等各地のマスタークラスで後進の指導にもあたる。 また、いくつかの映画音楽の作曲も手がけている。
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