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| Photo© HERBIE Yamaguchi/Bunkamura |
大野和士は、2007年1月1・2日、急病のため出演をキャンセルしたテミルカーノフに代わり、フェニーチェ座のニューイヤー・コンサートの代役を急遽任され、コンサートを大成功に導いた。
大野は、ヴェルディ作曲による「ナブッコ」より「わが思いよ、金色の翼に乗って」の演奏後、超満員の客席に向け「フェニーチェから世界中の皆様に、金色の翼に乗せて、2007年の平和のメッセージを送ります。そして、新年おめでとう。」とイタリア語で流暢に挨拶。
その後、名歌手、ティミドラ・テオドシューによる「乾杯の歌」の演奏後、会場は、最高潮を迎えスタンディング・オベイションに包まれた。
この大野指揮・フェニーチェ座のニューイヤー・コンサートの模様は、メータ指揮・ウィーン・フィル、ゲルギエフ指揮・サンクト・ペテルブルグ・フィルと共に、ヨーロッパ各局で同時放映され、イタリアの元旦のテレビ番組の最高視聴率(29パーセント)を記録した。
劇場支配人は特別記者会見で、「急な要請にもかかわらず、すぐにオーケストラ、演奏者と一体化して、この特別なコンサートを大成功に導いたマエストロ大野に、最大の感謝を捧げたい」と述べた。 |