2012.1.27(Fri)
●ファニー・クラマジラン、2月に来日! (1) ルネ・マルタン、勅使川原三郎が魅せられた"骨太の妖精"
来る2月11日(土)、フランス出身のファニー・クラマジランが、トッパンホールにてヴァイオリン・リサイタルを行います。
(カジモト・イープラスでもこの公演をお取扱いしています!)
タイトルを目にし、クラマ・・・ジラン?妖精?骨太?とクエスチョンマークが脳内で増殖された皆さまに、彼女の演奏の魅力やヨーロッパ&日本での活躍ぶりをお伝えしていきたいというのが本連載の趣旨です!
試聴音源などもご紹介していく予定ですので、どうかお付き合いください。
それでは早速、"シンデレラ・ガール"のクラマジランの経歴の前半をご紹介します。
ファニー・クラマジラン(Fanny Clamagirand)は、1984年パリ生まれ(そう、まだ20代です)。
パリ国立高等音楽院でジャン=ジャック・カントロフに師事したのち、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックも卒業している国際派です。
2005年にクライスラー国際コンクール第1位、2007年にモンテ・カルロ・ヴァイオリン・マスターズ優勝という輝かしいコンクール受賞歴を誇る彼女。

骨太なのは演奏です・・・
2007年にデビューCD「イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全集」をリリースし、「フランス・ミュジック賞」および「フナック優秀賞」を受賞。このディスクでの名演が「ラ・フォル・ジュルネ」音楽祭のアーティスティック・ディレクター:ルネ・マルタンの胸を強く打ち、「J.S.バッハ」がテーマだった2009年、同音楽祭(ナント)に初出演しました。
初の来日も、2009年。同じく「バッハ」をテーマに掲げた「ラ・フォル・ジュルネ」で、日本の聴衆の前で初めてその名演を披露したのでした。

ちなみに、この時のリサイタル・プログラムは、バッハとイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタを織り交ぜたもの。席数100というきわめて小さな特設ホール(東京国際フォーラム内「相田みつを美術館」)で行われたこのソロ公演は、今でも伝説の名演として音楽祭の歴史に刻まれています。
実は、それを裏付けるのが彼女のその後のさらなる飛躍。
というのも、この時に偶然(!)クラマジランの演奏を生で聴いた舞踊家の勅使川原三郎が、激しく強いインスピレーションを彼女から感じとったのです。
ということで、勅使川原三郎から熱烈なオファーを受けたクラマジランは、翌年2010年5月、再度来日。
Bunkamuraシアターコクーンにて勅使川原三郎が演出・出演した「Obsession」に出演し、舞台上でダンサーの動きに並行し、イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタを生演奏するという大役を果たしたのでした。
少し道草をして、この時の反響をご紹介したいと思います。
ダンスが音楽の視覚化ではなく、演奏がダンスの伴奏でもない。音と動きが不即不離の関係を保ちながら共振する。まさに時間芸術でもあるパフォーミングアーツの神髄を見る思いだった。(読売新聞 2010年6月8日)
ダンサーの身体とヴァイオリンの音色が舞台に生み出す情念は、誰か特定の人物に帰属されるべき感情とも、特定のストーリーによって説明される気持ちとも無縁だ。(中略)『オブセッション』に観客が見て取るのは、舞台を満たし、観客におよび、すべてを包み込む、いわば純粋情念の炎である。(ダンスマガジン 2010年 8月号)
その後、フランツ・ウェルザー=メストやアンネ=ゾフィ・ ムターにその才能を評価され、めきめきとヨーロッパで頭角を現しているクラマジラン。
彼女のプロフィールの後半は、次回の連載でご紹介します!
→ 勅使川原三郎の公式サイト「オブセッション」(公演写真をご覧いただけます)
<公演詳細>
2012年2月11日 (土) 15:00 開演 (14:30 開場)
ファニー・クラマジラン ヴァイオリン・リサイタル
共演 : ヴァニヤ・コーエン(ピアノ)
会場:トッパンホール
全席指定 ¥5,000
~プログラム~
イザイ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 Op.27-1
フランク: ヴァイオリン・ソナタ イ長調
メシアン: 主題と変奏
イザイ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.27-3 《バラード》
サン=サーンス: ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調 Op.75
チケット取扱い:カジモト・イープラス(TEL:0570-06-9960)
→ インターネットでのお申し込みはこちらから
【ファニー・クラマジラン 関連記事】
・ F.クラマジラン、2月に来日! (2) ウェルザー=メスト&ムターに選ばれた"骨太の妖精" (2012.1.30)
・ F.クラマジラン、2月に来日! (3) サン=サーンス、イザイの名録音を聴く (2012.2.2)
・ F.クラマジラン 2月に来日! (4) 勅使川原三郎さんからメッセージが届きました (2012.2.4)
(カジモト・イープラスでもこの公演をお取扱いしています!)
タイトルを目にし、クラマ・・・ジラン?妖精?骨太?とクエスチョンマークが脳内で増殖された皆さまに、彼女の演奏の魅力やヨーロッパ&日本での活躍ぶりをお伝えしていきたいというのが本連載の趣旨です!
試聴音源などもご紹介していく予定ですので、どうかお付き合いください。
それでは早速、"シンデレラ・ガール"のクラマジランの経歴の前半をご紹介します。
ファニー・クラマジラン(Fanny Clamagirand)は、1984年パリ生まれ(そう、まだ20代です)。
パリ国立高等音楽院でジャン=ジャック・カントロフに師事したのち、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックも卒業している国際派です。
2005年にクライスラー国際コンクール第1位、2007年にモンテ・カルロ・ヴァイオリン・マスターズ優勝という輝かしいコンクール受賞歴を誇る彼女。

骨太なのは演奏です・・・
2007年にデビューCD「イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全集」をリリースし、「フランス・ミュジック賞」および「フナック優秀賞」を受賞。このディスクでの名演が「ラ・フォル・ジュルネ」音楽祭のアーティスティック・ディレクター:ルネ・マルタンの胸を強く打ち、「J.S.バッハ」がテーマだった2009年、同音楽祭(ナント)に初出演しました。
初の来日も、2009年。同じく「バッハ」をテーマに掲げた「ラ・フォル・ジュルネ」で、日本の聴衆の前で初めてその名演を披露したのでした。

ちなみに、この時のリサイタル・プログラムは、バッハとイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタを織り交ぜたもの。席数100というきわめて小さな特設ホール(東京国際フォーラム内「相田みつを美術館」)で行われたこのソロ公演は、今でも伝説の名演として音楽祭の歴史に刻まれています。
実は、それを裏付けるのが彼女のその後のさらなる飛躍。
というのも、この時に偶然(!)クラマジランの演奏を生で聴いた舞踊家の勅使川原三郎が、激しく強いインスピレーションを彼女から感じとったのです。
ということで、勅使川原三郎から熱烈なオファーを受けたクラマジランは、翌年2010年5月、再度来日。
Bunkamuraシアターコクーンにて勅使川原三郎が演出・出演した「Obsession」に出演し、舞台上でダンサーの動きに並行し、イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタを生演奏するという大役を果たしたのでした。
少し道草をして、この時の反響をご紹介したいと思います。
ダンスが音楽の視覚化ではなく、演奏がダンスの伴奏でもない。音と動きが不即不離の関係を保ちながら共振する。まさに時間芸術でもあるパフォーミングアーツの神髄を見る思いだった。(読売新聞 2010年6月8日)
ダンサーの身体とヴァイオリンの音色が舞台に生み出す情念は、誰か特定の人物に帰属されるべき感情とも、特定のストーリーによって説明される気持ちとも無縁だ。(中略)『オブセッション』に観客が見て取るのは、舞台を満たし、観客におよび、すべてを包み込む、いわば純粋情念の炎である。(ダンスマガジン 2010年 8月号)
その後、フランツ・ウェルザー=メストやアンネ=ゾフィ・ ムターにその才能を評価され、めきめきとヨーロッパで頭角を現しているクラマジラン。
彼女のプロフィールの後半は、次回の連載でご紹介します!
→ 勅使川原三郎の公式サイト「オブセッション」(公演写真をご覧いただけます)
<公演詳細>
2012年2月11日 (土) 15:00 開演 (14:30 開場)
ファニー・クラマジラン ヴァイオリン・リサイタル
共演 : ヴァニヤ・コーエン(ピアノ)
会場:トッパンホール
全席指定 ¥5,000
~プログラム~
イザイ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 Op.27-1
フランク: ヴァイオリン・ソナタ イ長調
メシアン: 主題と変奏
イザイ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.27-3 《バラード》
サン=サーンス: ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調 Op.75
チケット取扱い:カジモト・イープラス(TEL:0570-06-9960)
→ インターネットでのお申し込みはこちらから
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