2011.5.25(Wed)


●ショパン・コンクール優勝者アヴデーエワ、11月に初のリサイタル・ツアー!発売中

今までにないくらいレベルの高い激戦だった、という2010年のショパン国際コンクールに見事優勝、アルゲリッチ以来45年ぶりの女性優勝者ということでも話題をよんだユリアンナ・アヴデーエワが今秋、東京オペラシティでソロ・リサイタルを開きます。





ユリアンナ・アヴデーエワ ピアノ・リサイタル
11月5日(土)14時 東京オペラシティ コンサートホール

カジモト・イープラス会員限定先行受付  (おかげさまで好評のうちに終了いたしました)
5月27日(金)12時 ~ 5月31日(火)18時
一般発売  ●お申し込み
6月5日(日)10時~


ユリアンナの日本でのリサイタルは初めてではなく、ショパン・コンクール直後の昨年12月に1回だけ、急遽東京オペラシティで行ったのですが、
日本全国で行う本格的リサイタル・ツアーは今度が初、となります。

ユリアンナの演奏について、ショパン・コンクールでの審査員の方々や、実際に聴きに行った評論家や記者の方々、
そして昨年のリサイタルでお聴きになった方々は一様に、
「熟慮された完成度の高い演奏スタイル」「驚異的なテクニックの持ち主であるが、それで聴衆を威圧したり、ひけらかす、ということには距離を置く」
「プログラミング・センスの知的さ」「知と情のバランスのよさ」・・・・等々のことを仰ったり書かれたりしていましたが、
ここからつまるところ、既にコンクールのコンテスタントの域ではなく、演奏家としての成熟へとスタートを切っている、ということが窺われると思います。

私もコンクールの直後、webサイトのYou Tubeでの映像を見て(ショパン:スケルツォ第4番でした)、「これは並々ならぬピアニストだな」とやはり同じような思いを抱きましたし、東京オペラシティで実際に聴いて一層の感銘を受けました。
(ひとつだけ、この既に優秀なるピアニストにまだ先があるな、と思ったのは、
その「熟慮」が時折・・・ほんの時折ですが、熟慮し過ぎて感興のダイナミックな発露を妨げるところがあるかな、と思ったくらいでしょうか?
でも、それはこれからのコンサートの場数、キャリアが必ず解消してくれるでしょう。)

実際は重みのある非常にしっかりとしたタッチと、切れのあるダイナミックな技巧を持っていて、
弾こうと思えばどんなアクロバティックな弾き方でもできるハズなのに、
敢えてそれをせず、あくまでその「音楽」の心を、姿を現出するために自分は弾くのだ、といった姿勢や信念を強く感じさせました。
「芸術家の良心」・・・といいますか、演奏からそれが色濃く滲み出ていました。
実に頼もしいですね!!

ところで、初のリサイタル・ツアーであるにも関わらず、ショパンの曲は「舟歌」1曲にとどめ(でもショパン最高の曲のひとつ!)、
ラヴェル、プロコフィエフ、リストの晩年の渋い意欲作を並べ、
その後にその渋さを吹き飛ばすように、
リストの「ハンガリー狂詩曲」や、リストが編曲したワーグナー「タンホイザー」序曲といった超絶技巧を炸裂させる曲を配置しています。
これはかなり楽しみなプログラムだと思いますが、皆様はどう思いますか?

(そして、このリスト「悲しみのゴンドラ」「灰色の雲」「調性のないバガテル」というのは、ブレンデルやポリーニ、ツィメルマンのような大家が好んで弾く曲ですね。そういえば)


どうぞご期待下さい!



■チケットのお申し込みはこちらまで

カジモト・イープラス会員限定先行受付  (おかげさまで好評のうちに終了いたしました)
5月27日(金)12時 ~ 5月31日(火)18時
一般発売  ●お申し込み
6月5日(日)10時~


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ユリアンナ・アヴデーエワ プロフィール

Wednesday May 25, 2011