2011.4.19(Tue)


◆ルネ・マルタンよりLFJ開催に寄せるメッセージが届きました

4月末から5月上旬にかけ、日本全国5都市(東京・金沢・びわ湖・新潟・鳥栖)で開催を予定しております音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」につきましては、
出演者調整中の公演、および、払い戻し公演が発生しており、ご迷惑とご心配をおかけし申し訳ございません。
一部の報道に反し、「ラ・フォル・ジュルネ」は全5都市にて、現在も予定通り開催を予定しております。

東京国際フォーラムの一部が震災の影響により使用できなくなるなど、いくつかの問題が発生してはおりますが、限られた条件の中でも皆様にお楽しみいただける公演を提供できるよう、ただいまアーティスティック・ディレクターのルネ・マルタンは曲目と出演者の調整を進めております。

東京および他4都市の曲目と出演者につきましては、発表をもう少々お待ちいただけますよう、よろしくお願い致します。

ルネ・マルタンより、日本の「ラ・フォル・ジュルネ」のファンの皆さまへメッセージが届きましたので、ご紹介させていただきます。


   * * * 


親愛なる日本の皆様

先週は私にとってかつてないほど、波乱づくめの日々でした。まさに想像を絶する1週間でしたが、今日にいたるまでの経緯をご説明し、今年のラ・フォル・ジュルネへの私の情熱を皆さまにお伝えしたいと思います。

まずちょうど1週間前、先週の火曜日に、皆さまご存知のとおり福島原発の事象評価尺度が、チェルノブイリに並ぶレベル7に引き上げられました。このニュースは即座にヨーロッパ中を駆け巡り、ヨーロッパはパニックに陥りました。ラ・フォル・ジュルネに出演を予定していたアーティストたちも例外ではありません。私の許に次々と不安を訴え、日本への渡航をキャンセルしたいという連絡が届きました。

私はすぐさま東京の梶本社長やKAJIMOTOのスタッフと何度も何度も連絡を取り合い、日本の状況が決して絶望的ではないということを知り、祈るような気持ちで日本の実情をすべてのアーティストに伝えました。

そのような緊迫した状況の中で、東京国際フォーラムで震災後の度重なる余震による電気系統の損傷が判明し、ホールAをはじめ3つのホールが音楽祭期間中使用不能になったというショッキングなニュースがとびこんできました。

しかし、事態はまた大きく変化しました。一旦は渡航を断念したアーティストたちから、再び日本に行くことを決意したメールが次々に届いたのです。

アーティストたちは帰ってきてくれたのです。

彼らは、今こそ日本を支援し音楽を分かち合いたいと答えてきました。私はアーティストたちの力強いメッセージにとても心を揺さぶられました。そして、日本のラ・フォル・ジュルネで最高の音楽を日本の皆さまへ届けたいと、決意を新たにしました。

私は今、東京国際フォーラムおよびKAJIMOTOのスタッフの皆さんと、新たなプログラミングを急ピッチで進めています。おそらく今週中に新しいプログラムを皆さんにお目にかけることができるでしょう。

2週間後、アーティストたちの素晴らしい演奏とともに、美しさと生きることの意味を皆さんと分かち合えることを楽しみにしています。

ラ・フォル・ジュルネ音楽祭 アーティスティック・ディレクター
ルネ・マルタン




   * * * 



※ 現在、一部の公演のチケットの払い戻しをお願いしております。
お手数をおかけし大変恐縮ですが、各地のホームページでご確認いただけますよう、宜しくお願い申し上げます。


LFJ東京(メイン会場:東京国際フォーラム)

LFJびわ湖(メイン会場:滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール)

LFJ金沢(メイン会場:石川県立音楽堂・金沢市アートホール)

LFJ鳥栖(メイン会場:鳥栖市民文化会館)

LFJ新潟(メイン会場:りゅーとぴあ・新潟市音楽文化会館)

Tuesday April 19, 2011