2010.11.12(Fri)


●エマールが奏でる《鏡》に、世界が魅了されています! Part 2


ラヴェルのピアノ組曲《鏡》を中心とした個性的なプログラムを携えて、ピエール=ロラン・エマールが12月に来日します。10月20日、エマールはロンドンでいち早く《鏡》を演奏し、大絶賛を浴びましたが、去る火曜に本ホームページで紹介した「インディペンデント」紙の批評はお読みいただけましたでしょうか?

さて本日は、英国の「ロンドン・イヴニング・スタンダード」にエマールの演奏会直後に掲載された批評をご紹介します。「ピエール=ロラン・エマール、広がり続けるそのイマジネーション」と題されたこの記事では、エマールの《鏡》の演奏が以下のようにレポートされています。


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ピエール=ロラン・エマールは、ただのヴィルトゥオーゾ・ピアニストではない。もちろん必要とあらば見事な指さばきで感銘を与えてくれるが、彼が普通のピアニストたちと一線を画するのは、広げられ深められ続けているそのイマジネーションゆえである。彼はリサイタルのたびに、思いも寄らない視点から曲を組み合わせ、そこに現代音楽を取り入れることで、聴き慣れたレパートリーに新たな光を当てていく。(中略)ラヴェルの《鏡》は、初演から一世紀以上の月日が流れているにも関らず、エマールの手にかかるともっぱらモダンに響いていた。エマールは、「蛾」のほのかな光のきらめきを描写し、「悲しい鳥たち」ではその重苦しいメランコリーを引き立たせ、「道化師の朝の歌」のつんとしたリズムには悪魔的なエネルギーを注入する。エマールの最も優れた演奏のひとつであった(後略)/10月20日, London Evening Standard, Nick Kimberley

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エマールの《鏡》に興味をもたれた方、ぜひ一度試聴してみてください!

ユニバーサル・クラシックス 試聴ページ


そしてエマールは12月の来日で、ラヴェルの《鏡》のほか、バルトーク、リスト、メシアンを演奏します。まさに「聴き慣れたレパートリーに新たな光」を当てる個性的なリサイタルになることでしょう。
来週は、ラヴェルの《鏡》も収められているエマールの新譜(共演:ピエール・ブーレーズ指揮クリーヴランド管)とその反響をご紹介したいと思います。引き続きお付き合いください。


■ピエール=ロラン・エマール ピアノ・リサイタル
2010年12月13日(月) 19:00開演 東京オペラシティ コンサートホール

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ピエール=ロラン・エマール プロフィール


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Friday November 12, 2010