2010.4.26(Mon)
★フィラデルフィア管来日。日米野球開幕!?
いよいよフィラデルフィア管弦楽団が来日しました。
初日はメディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)です。
同行している若き熱血マネージャーから早速レポートが届きましたが、
おや?何だ、この写真?
早速読んでみましょう。
先日、日本でもプロ野球が開幕したばかりですが、こちらは日米野球の開幕です!!
といっても、何とこれは現在来日中のフィラデルフィア管弦楽団のメンバーなのです。
今回の日本ツアーは、東京2公演の他、宮崎国際音楽祭で公演を行ったのですが、音楽祭開幕の前日、ホテルへ到着したメンバーは移動の疲れも見せず、すぐにユニフォームに着替えて野球場へ(なんともタフな・・・。)
やはりアメリカンたちは、オーケストラといえどもまずは「野球」なのでしょうか!?
相手チームは音楽祭でお世話になる宮崎県庁内のチームのひとつで、野球の試合話を申し込んだところ「喜んで!」ということで、
宮崎県にある久峰総合運動公園内にある球場を貸し切り、こんな場面でも日米野球が実現してしまったのです。
ホテルから球場へ向かうバスの1コマ。スターティングメンバーを発表しています。
ベンチの様子です。(とりあえず一見、まるでメジャーリーグのベンチのようです。)
ちなみにチーム名は「Fire Bird」。

30分ほどのウォーミング・アップを終え、プレイボール!
円陣を組んで、サインを決めて作戦会議中。

試合開始!盗塁を決めたりと、両者本気モード。結構いい試合をしています。

初得点の写真

そんなこんなで結果はというと、最終的にフィラデルフィア・チームが3-10と負けてしまいましたが(おいっ)、
ヒットの度にベンチ内で掛け声が上がり、非常に盛り上がる試合でした。
試合終了後はフィラデルフィア・チームから、今回相手をしていただいた「飛翔クラブ」のメンバーへサイン入り写真とオーケストラTシャツのプレゼントです。
(俺も欲しい!・・・飛翔クラブの皆様、本当にありがとうございました。)
そして今回アンパイアを務めてくださった方との記念撮影と、終始楽しそうなメンバーたち。

さて、皆様も思わぬ"ウォーミング・アップ"に驚かれたかと思いますが、
翌日はいよいよ音楽祭当日。ここ宮崎の演奏曲目は、27日のサントリーホールで演奏するものと同じデュトワの十八番、
ストラヴィンスキー「火の鳥」&「春の祭典」ということで期待が高まります。しかも今回はフィラデルフィア管弦楽団の首席指揮者となってから初来日公演ということもあって、会場は大入り袋が出る満席です。

その演奏たるや、しなやかで繊細な弦、そして決して派手に鳴り過ぎることのない金管が絶妙に絡み合い、まるでパレット上の絵具の色全てをうまく使って音楽を表現しているような色彩感が何とも言えません。
そして、何よりも指揮台上のデュトワの集中力には目を見張るものがありました。その集中力は後半も衰えることなく、音作りに向き合う姿は圧巻!特に後半の「春の祭典」は、音楽が複雑に入り組む大編成のオケを見事にまとめあげ、最後の最後まで途切れることのない完璧なアンサンブルで満員のお客様を魅了してくれました。
アンコールにシベリウス「悲しきワルツ」を終えた後、マエストロがカーテンコールに何度も呼び出され、団員が席を立っても拍手が鳴り続けていたことが何よりもそれを雄弁に物語っています。
伝統のフィラデルフィア・サウンドは、デュトワの手で新たな魅力と共に確かに継承されているのだな、と実感しました。
27日のサントリーホール公演ですが、開演1時間前より当日券を発売する予定です。この素晴らしい「フィラデルフィア・サウンド」、皆様も肌で感じてみませんか?
→ チケットのお申し込みはこちらまで
→ フィラデルフィア管 来日迫る!―― デュトワは語る Vol.1
→ フィラデルフィア管 来日迫る!―― デュトワは語る Vol.2
→ フィラデルフィア管弦楽団 プロフィール
→ シャルル・デュトワ プロフィール
→ イーヴォ・ポゴレリッチ プロフィール










