2009.12. 2(Wed)
●続いてワールド・ピアニスト・シリーズ2010-11もいよいよ先行発売開始!
12月に入りました。だんだんと街はクリスマスの雰囲気が出てきましたが、12月にしては少しあたたかめですね。
良いのか悪いのか・・・。
さて先日、今度の日曜日から始まります「ワールド・オーケストラ・シリーズ2010-11」の先行発売告知を致しましたが、
それに続き、いよいよ来週の金曜日からは「ワールド・ピアニスト・シリーズ2010-11」のセット券が発売になります。
★ カジモト・イープラス会員限定先行受付:
12月11日(金)12時 ~ 12月13日(日)18時
★ 一般発売:
12月20日(日)10時 ~ 12月25日(金)18時
→ 詳細はイープラスの特集ページの方をご覧下さい。
→ カジモト・イープラス会員限定先行受付
ピアニストの方のラインナップも、これまたスゴイです!

まず目を引くのは、やはりマウリツィオ・ポリーニ。
2年連続となるこの現代最高のピアニストの来日公演ですが、
今年の公演は特に忘れられないものでした。
今までも、もちろんポリーニは最高のピアニストで、現代においてここまで傑出した大家も他にいないわけですが、
それにしても今年のリサイタルの美しかったこと!音の美しさも含め、会場いっぱいに広がる音楽のただならぬ美しさには、ただただ身を委ね、夢でも見ている気分でした。
ここへきて、さらに一段高い境地へと登った感があります。
今度は何を弾いてくれるのでしょうか?

そして、もう一人とても目を引くのは9年ぶりの来日となるラドゥ・ルプー。
この孤高の名匠もまた、ここ数年CDも出さず、少なくとも日本においては伝わる情報も少なく、まさに彼の音楽のごとく深く沈黙していました。
しかし欧米では、マイペースに演奏活動を続けており、その1回1回が特別な演奏会になる、と伝えられていますし、
2001年の来日リサイタルで聴くことのできた、あの翳のある美しい音や、思いもよらぬダイナミックな構成感による、"生の深淵"を覗いたような怖いくらいのシューベルトの世界は忘れられません。
本当に楽しみです。

昨年9年ぶりの来日を果たし、
(このシフといい、ルプーといい、この「9年ぶり」というのが流行りなのでしょうか?)
今や世界最高のピアニストの一人であることを実証したアンドラーシュ・シフも再びの来日です。
彼はルプーとは対照的に、CDも定期的なリリースを続け、海外での活動も(信じられないくらい多い!)頻繁に伝わってきます。前回2008年3月の来日公演での、実演はもちろんテレビ放送などを通じての、たくさんのお客様からいただいた大きな反響は記憶に新しいところです。
先日発売されたJ.S.バッハ「パルティータ全集」のCDも、練磨に練磨を重ねた選ばれた者のみが持つ極上のタッチによる、豊かで自由な世界が感動的でしたし、
ついに完結したベートーヴェン「ピアノ・ソナタ全集」は、古くから脈々と受け継がれる偉大なベートーヴェン弾きたちの系譜に連なり、かつ新しい世界を切り拓く、21世紀初頭最高の全集となりました。

アジアからは4人、(今やアジアは優秀な音楽家の宝庫ですね)
トルコ出身で、日本でもすっかり人気ピアニストになったファジル・サイ。彼の自由奔放、型にはまらない豊かなイマジネーションがよく話題にのぼりますが、私が好きなのはエロティックなくらい、と言っていいほど濃い「情」が満ちていることです。

また、ショパン・コンクール優勝から30年を経たダン・タイ・ソンの清涼で真摯なピアノはいつ聴いても美しい限り。

そして、先日もウィーン・フィルとの来日公演で超絶技巧と詩的なすぐれた直感を両立してみせた、ご存知スーパースター、ラン・ラン。

そして、この3人に加え、ユジャ・ワンが日本で初めての本格的リサイタルを開くのも注目されます。
彼女は、ラン・ランと同じく名門グラモフォン・レーベルからCDデビューし、将来がとても期待されている若き女流ですが、
「こういう音楽がやりたい!」とはっきりとわかる強靭な意志を漲らせ、多彩な音色と恐ろしいくらいの技巧でピアノを弾きます。今までの来日・・・デュトワ指揮N響とのプロコフィエフやラフマニノフの協奏曲は強烈で忘れ難いです。

そして来年もピエール=ロラン・エマールがやってきます。
今年の、いつにも増してチャレンジングで挑発的なプログラムによるドビュッシーやベートーヴェン、シュトックハウゼンでは、現代最高のピアニズムを遺憾なく発揮してくれました。
超一級のタッチから生まれる明快・透明そのもののくっきりとした音なのに、それが印象派風になったり、原色的になったり、様々な雰囲気を香りのように醸し出す超絶の技に、本当に驚きました。
今度は何を弾いてくれるのでしょうか?
このように来年のピアニスト・シリーズも、それぞれ最高の色たちに彩られています。
(どれも曲目が決まっていないことは、本当に皆様に恐縮なのですが)
ぜひ割安なセット券をご購入していただき、1年通して様々な「今ここに、その人にしかない」世界を味わってみては如何でしょうか?
ぜひご期待下さい!
→ セット券のお申し込みはこちらから










