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2019/01/23 | KAJIMOTO音楽日記

●ベルギーの古都から見参!―― 日本でも人気のアルミンクに率いられ、リエージュ・フィルとのコンビ初来日公演の先行発売が始まります


「ワールド・オーケストラ・シリーズ2019」のシリーズ会員券発売と前後・並行して、4月のスイス・ロマンド管、5月のライプツィヒ・ゲヴァントハウス管のチケット発売が続きますが、今度は音楽監督クリスティアン・アルミンクが率いる、6月のベルギー王立リエージュ管弦楽団カジモト・イープラス会員限定先行受付が、京都公演、東京公演と順次スタートします。

[クリスティアン・アルミンク指揮 ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団]

6月29日 (土) 14時 京都コンサートホール
ルクー: 弦楽のためのアダージョ
タン・ドゥン: ギター協奏曲 「Yi2」 (ギター: 鈴木 大介)
ブラームス: 交響曲第1番 ハ短調 op.68

S¥14,000 A¥10,000 B¥7,000 C¥5,000 D¥3,000

カジモトイープラス会員限定先行受付  ●お申し込み
1/26(土) 12:00 ~ 1/29(火) 18:00
一般発売  ●お申し込み
2/2(土) 10:00 ~

7月1日(月)19時 サントリーホール
ルクー: 弦楽のためのアダージョ
モーツァルト: ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466 (ピアノ: 小林 愛実)
ブラームス: 交響曲第1番 ハ短調 op.68

S¥15,000 A¥11,000 B¥8,000 C¥6,000 D¥4,000 プラチナ券¥20,000

カジモトイープラス会員限定先行受付  ●お申し込み
1/31(木) 12:00 ~ 2/3(日) 18:00
一般発売  ●お申し込み
2/9(土) 10:00 ~




初めに告白しておきますと、私は「リエージュ」とはフランスにある都市だと思っており(大汗)、数年前、今回の招聘が決まった時に「ベルギーだったのか!?」と知ったという、なんともお恥ずかしい始末です。
ただ、そこまでではないまでも、皆さまはリエージュがベルギーのどのあたりにあるか、ご存知でしょうか?(ぜひ地図で見てください)

スイスと同じく、ベルギーも、国の成り立ちに応じていくつかの言語圏から出来ていて、リエージュはこの語感からわかるように、フランス語圏の地域です。現在は工業都市ですが、交通の要衝でもあって中世以来、「古都」として栄えてきました。
色々なところにこの話を載せましたが、作曲家でいうと、あのセザール・フランクウジェーヌ・イザイもこの地出身で、音楽的な伝統の深い都市です。音楽家以外だと、推理作家のジョルジュ・シムノンなども目を引きますね。(「メグレ警視」シリーズ!)
また、私たちお馴染みのベルギーワッフルは、まさにここリエージュのワッフルのことなのです。

・・・と、リエージュの街についてはここまでにして、王立リエージュ・フィルのことを。
この楽団は1960年に創設され、早くからベルギー国内だけでなく、海外ツアーも行っています。演奏会で配布しているこの公演チラシに寄稿いただいている、満津岡信育さんによると、「ポール・シュトラウスの音楽監督時代(1967~77年)に、リエージュ生まれのフランクの管弦楽作品集を旧EMIからリリースし、バルトロメーの時代(1977~99年)には、ベルギーやフランスの秘曲の数々を録音するなど、熱心なディスク愛好家の間では知名度のあるオーケストラである」ということで、この頃のことは、余程のマニアでなければ知らなかったかもしれませんが、その分、すごく好きな方々の間には熱をもって通じていたはず。(ぜひ、そうした方々に聴きに来ていただきたく思います!)

あと、注目するのが、アルミンクの前に、今をときめくフランサワ・グザヴィエ・ロトが音楽監督を務めていたこと。この現代きっての鬼才のもと、リエージュ・フィルはきっとバロック、古典、ロマン派、近代・・・また様々な地域、国の音楽をそれぞれに相応しい響きで描き分ける能力を身に着けたに違いありません。



さて、私自身は昨年、ようやく現在の音楽監督アルミンクによるフランクの交響曲ほかの録音を聴くことができました。さすがに自分たちの国で生まれた作曲家の・・・それもフランス的なものとドイツ的なものが入り混じった特異な音楽を、密度の濃いアンサンブル、しっかりとした構築感をもって、しかもらくらくと流麗に演奏しているのが印象的で、このオーケストラの能力の高さをうかがい知ることが出来ました。

このクリスティアン・アルミンク。1990年代の終わりに新日本フィルと初めて共演した時のことを今でも思い出します。R.シュトラウス「ばらの騎士」組曲での、なんてかぐわしい演奏!ウィーンで生まれ育った人間だけがもつ強みで、ほかの誰が振ってもこの麗しい香気は出せないだろう、と感心したものです。(また後年、ピアノにアルゲリッチを迎えた際の、モーツァルトのスタイルの良さ!あれもまたウィーンの音楽家ならでは、でした)
程なく彼は新日本フィルの音楽監督となり、踏み込んだ斬新なプログラミングや彼自身の成長も相まって、たくさんの愛すべき名演奏を聴かせてくれましたが、今思うに、あれがまさしく現在の日本のオーケストラ活況へのひとつの大きなステップだった気がします。

9シーズン目を迎える、そんなアルミンクとリエージュ・フィル。ベルギーで佳曲をたくさん書いたルクーの音楽や、わが国の俊英たちと共演する協奏曲(進境著しい小林愛実との先に書いたモーツァルト、そして美音をもち、縦横無尽の大名手・鈴木大介とのタン・ドゥン!)とともに、このコンビの長所が結びつくだろうブラームスの「交響曲第1番」に、ぜひ大きな期待を!




(リエージュ管の演奏動画はこちらから↓)
https://www.oprl.be/fr/medias/oprl-live#PL2-wjFnuOSQ4M1PmM72zIhiBBpGVUZ7Z2


■チケットのお申込みはこちらまで

【京都公演】
カジモトイープラス会員限定先行受付  ●お申し込み
1/26(土) 12:00 ~ 1/29(火) 18:00
一般発売  ●お申し込み
2/2(土) 10:00 ~

【東京公演】
カジモトイープラス会員限定先行受付  ●お申し込み
1/31(木) 12:00 ~ 2/3(日) 18:00
一般発売  ●お申し込み
2/9(土) 10:00 ~
 

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