NEWSニュース

2018/09/03 | KAJIMOTO音楽日記

●真実の美をめざし、華麗にストイックに!―― 来年2/19のユリアンナ・アヴデーエワ ピアノ・リサイタル、先行発売がスタート


去る6月、フルシャ指揮バンベルク響の日本ツアーで、ユリアンナ・アヴデーエワがブラームスのピアノ協奏曲第1番を弾くのを聴かれた皆さま、また、先日発売されたJ.S.バッハのイギリス組曲などが収録されたCDを聴かれた皆さま、ショパン・コンクール優勝の2010年から彼女が大いなる、そして着実な進境を示していることを強く感じられたのではないでしょうか?
ブラームスにバッハ・・・王道を歩むアヴデーエワ

今度は来年2/19(火)に東京オペラシティ コンサートホールでソロ・リサイタルがあります。このカジモト・イープラス会員限定先行受付が9/7(金)からスタートです!





[ユリアンナ・アヴデーエワ ピアノ・リサイタル]
2019年2月19日(火)19時 東京オペラシティ コンサートホール

(曲目)
ショパン: 3つのマズルカ op.59
       ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 op.58
シューマン: 幻想小曲集 op.12
シューベルト: 幻想曲 ハ長調 D760 「さすらい人」

(チケット料金)
S¥6,000 A¥5,000 B¥4,000 プラチナ券¥11,000


カジモト・イープラス会員限定先行受付  ●お申し込み
9/7(金)12時 ~ 10(月)18時
一般発売  ●お申し込み
9/15(土)10時~


さて、上に書いたことからつくづく思いましたが、アヴデーエワはショパン・コンクール優勝から8年、その間もちろんショパンも弾いていますが――弾いているどころか、ヒストリカル楽器(ショパンの時代のプレイエル・ピアノなど)を使って、巨匠ブリュッヘン指揮でピリオド(古)楽器の18世紀オーケストラと協奏曲を2曲演奏するなど、ひと味違う活動まで―― しかし一方で、半ば意志的にショパンから離れようとする部分も大きいのですね。それも、J.S.バッハからモーツァルト、リスト、ラヴェル、プロコフィエフetc――大変に広大です。これらの演奏を聴いていつも感じ入るのは、楽曲(や作曲家)を自分に「引き寄せる」より、それらごとに、どういう音でどのように書かれ、どういった精神がそこには流れているのか・・・といったことをとことん吟味し、突き詰めて研究し、各々の「固有の美を描き出す」という姿勢。それも非常にストイックに。

もちろん姿勢だけではどうにもならず、演奏家ですから、それを実際の音として造型し磨き上げる並外れた感覚や技術が必要になるわけです。その点でもアヴデーエワは強力。ロシアのピアニストたちに底流する強靭なピアニズムがあります。それらが一体となって、一歩も二歩も踏み込んで探求し尽された楽曲の世界観が立ち現れてくるのです。
以前聴いたプロコフィエフのピアノ・ソナタ第8番や、ラヴェル「ソナチネ」での息をのむほど信じ難い完成度を誇るピアノの音による造型、バッハでのロジカルで踊るような音楽の歩み、先日のバンベルク響との共演で響かせた、若き日のブラームスの強靭さや疾風怒濤のスケールの大きさ等々。
今もありありと脳裏によみがえります。

もし、そこに1点何かあるとすれば、隙のない美女に声がかけにくいように(←例えが悪い?笑)、ふっくらとしたロマンティシズムとかチャームがもう少しだけあったら完璧だな、と思わなくもないのですが、今回の曲目―― 前半のショパンのソナタはじめ後期の作品とともに、後半のシューベルト、シューマン!
ぜひ、シューベルトの音楽の中でも珍しくヴィルトゥオーゾ的名曲「さすらい人幻想曲」(勝手な予想ながら、アヴデーエワに非常に向いている気が・・・)や、シューマネスクな香りが充満する「幻想小曲集」で、アヴデーエワのストイックな完璧性を超えて、彼女の奥深くにある心の熱さと呼応するようなふくよかなロマンを聴かせてもらいたいな・・・いや、聴かせてくれると確信しています。

どうぞご期待ください!


■チケットのお申込みはこちらから

カジモト・イープラス会員限定先行受付  ●お申し込み
9/7(金)12時 ~ 10(月)18時
一般発売  ●お申し込み
9/15(土)10時~
 

PAGEUP