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2018/02/20 | KAJIMOTO音楽日記

●ボヘミアをルーツにする新コンビの発進!―― フルシャ&バンベルク響来日公演の先行発売が始まります


フルシャ・ファンの皆さま、お待たせしました!
東京都交響楽団の首席客演指揮者として、またプラハ・フィルハーモニアとの来日公演などで、わが国でも多くのファンに愛される若き俊英ヤクブ・フルシャ。前者の任は昨年で終わりましたが、2016年から新しく首席指揮者を務めるバンベルク交響楽団とともに、この6月、彼は帰ってきます。

フルシャ&バンベルク響の来日公演、カジモト・イープラス会員限定先行受付は2/26(月)から始まります!




[ヤクブ・フルシャ指揮 バンベルク交響楽団]
6月26日(火)19時 サントリーホール
6月29日(金)19時 サントリーホール

カジモト・イープラス会員限定先行受付
2/26(月)12時 ~ 3/2(金)18時 ●お申し込み
一般発売
3/10(土)10時 ~ ●お申し込み




バンベルク響が「真正ドイツ的」を体現するのみならず、チェコ=ボヘミアを創設のルーツとすることから(結成時はプラハ・ドイツ・フィルであり、メンバーには国境付近のボヘミアの民が多かった)、未だボヘミア的な音の香りや、溢れる即興精神をもつオーケストラだということを力説し、示してくれたのは前回(2016)、前々回(2014)の来日公演で同団の指揮をした名誉指揮者、ヘルベルト・ブロムシュテットでした。
そのルーツを同じくする指揮者=1981年チェコ生まれのフルシャを新しく首席指揮者に選んだのは、オーケストラにとってある種必然だったことでしょう。

それにしてもバンベルク響の首席指揮者をたぐってゆくと、ホルスト・シュタイン、ブロムシュテット、ジョナサン・ノット、そしてフルシャと日本のオーケストラと縁の深い名指揮者ばかり。そういう意味でバンベルク響もまた日本とは縁の深い、とりわけ愛される存在であることも理解できるような・・・。

さてフルシャとバンベルク響の新コンビ。ここに、就任した2016年秋の直後にレコーディングされたスメタナ「わが祖国」全曲のCD(Tuderレーベル/東武ランドシステムから発売)がありますので、その一部を早速聴いてみました。
あの「モルダウ」の冒頭のフルートのかけあいから、弦楽のメイン主題が現れるまでの自然で透明な歩み、加えてヴィオラなどの中声部が「タリラリラリラリラリ~」と旋律を支える克明で丁寧・緻密な音など、オーケストラ持ち前のふくよかさと、前任のノットに鍛えられたであろうモダンな感覚、そして指揮者のもつ自然な率直さが無理なく一体化した感覚がらくらくと伝わってきます。そこに漂う優しい風情。
また終曲「ブラニーク」の熱さ、気高さと、それに相応するオーケストラの分厚いサウンド。
このコンビは早々に素敵なスタートを切っているなあ、と。




今回の来日公演の曲目は、「真実の美」をストイックに追究するユリアンナ・アヴデーエワがソリストを務めるブラームス「ピアノ協奏曲第1番」ドヴォルザーク「新世界交響曲」という、いわば師弟プログラム(?)。そしてマーラー「第3交響曲」
フルシャ、バンベルク響のルーツつながりによる美点が必然的に、十全に体験できる曲と思いますが、如何でしょうか?

ドヴォルザークはもちろん、マーラーもまたボヘミアの小さな村で生まれ、特に「第3」「第7」はその出自、ボヘミアの自然の香りがたっぷりと感じられる音楽ですから(だからチェコ・フィルやチェコ出身の大指揮者たちはこれらの曲をとりわけ十八番としていました)、期待できるのではないかと思います・・・という以前に、この「第3」はマエストロ・フルシャの熱望で実現したプロ。




ここでコントラルトを歌うゲルヒルト・ロンベルガーは最近めきめきとその名を知られるようになった歌手で、この曲もハイティンク指揮バイエルン放送響と歌っています。マーラーの交響曲はもちろん、オラトリオや歌曲リサイタルで美点を発揮、深々とした声でテキストの内容を大事に歌う人です。
「ビム・バム・・・」の天使の合唱は定評あるNHK東京児童合唱団に、女声合唱はフレキシブルに高いクオリティを実現する、かの東京混声合唱団ですから、万全の布陣。

若きフルシャとの、新しいバンベルク響の船出に、どうぞ最大限のご期待を!


■チケットのお申込みはこちらまで

[ヤクブ・フルシャ指揮 バンベルク交響楽団]
6月26日(火)19時 サントリーホール
6月29日(金)19時 サントリーホール

カジモト・イープラス会員限定先行受付
2/26(月)12時 ~ 3/2(金)18時 ●お申し込み
一般発売
3/10(土)10時 ~ ●お申し込み
 

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