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2017/10/02 | KAJIMOTO音楽日記

●ばら色の古都からこんにちは! ―― ソヒエフ指揮トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の先行発売が始まります


フランス南西部にあるトゥールーズが何故「ばら色の街」と呼ばれるのか、といえば、行けば一目瞭然、伝統的な暖色のレンガ造りの建物が連なっているのです。それは世にも美しい眺め。ここはかつて古代ローマ帝国の都市だったところで、パリよりも歴史が古く、また一方ではスペイン国境の目と鼻の先で、古きバスクの文化とも密接だった場所。そもそも言葉もパリとは違う根の深い言語だったそうで(オック語)、気候も違いますから、パリの文化とは相当違う歴史を歩んできたのです。

そんな古都トゥールーズですから、街の文化を体現するオーケストラの音が違うのは自明。そのトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団が、(2005年からアーティスティック・アドヴァイザーで)2008年から音楽監督を務めるトゥガン・ソヒエフとコンビ3度目の来日を果たします。もう両者の関係は10年を越えるのですね・・・。
カジモト・イープラス会員限定先行受付が10/6(金)から始まります!





[トゥガン・ソヒエフ指揮 トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団]
3月15日(木)19時   サントリーホール
3月21日(水・祝)14時  サントリーホール (*当初発表していた開演時間が変更となりました

(チケット料金・両日とも)
S¥17000 A¥15000 B¥12000 C¥9000 D¥5000 プラチナ券¥22000

カジモト・イープラス会員限定先行受付
10/6(金)12時 ~ 9日(月・祝)18時  ●チケットのお申し込み
一般発売
10/14(土)10時~  ●チケットのお申し込み


先にトゥールーズという街の文化風土について触れましたが、それを思うと、初めてこのオーケストラを聴いたときに、音色がパリ管弦楽団とだいぶ違い、パワーこそ及ばないものの、原色的でより彫りが深いことを感じたことは、あながち気のせいでもなかったようです。それがフランスの作曲家の作品をよりカラフルなものとし、ロシアの作品の色彩感にもよく合う。バイタリティ、パッションが猛然と発散されるときに、音色もまた目覚ましく飛び散る・・・こういうところは若きトゥガン・ソヒエフがこのオーケストラの音楽監督になってから顕著になりました。



ネゼ=セガンやネルソンスとともに、「ライジング・サン」と言われたソヒエフも今やすっかり名指揮者の仲間入りで、ベルリン・フィルやウィーン・フィル、コンセルトヘボウ管、アメリカのメジャー・オーケストラでもレギュラーで、日本でもN響へ1年おきくらいに客演するので、ますますおなじみに。
彼のオーケストラ・コントロール、活気の注入、全体のプロポーション構築などは当初から私たちファンの心をとらえてきたところで、その中で特に思うのは、どんな曲にも「ドラマ」が宿り、それを強く感じさせること。
いや、無理やり曲をドラマティックにするのではなく、曲自身から美しさとともに、ワクワクするような(何かが起こる!といった)ドラマを「引き出す」のです。そういうあたり、ボリショイ劇場の音楽監督でもあり、ウィーン国立歌劇場の常連でもあるソヒエフの面目躍如。

そして好ましいのは、そんなソヒエフがトゥールーズ・キャピトル管という、言ってみれば国の中央ではないところのオーケストラ、それも特色ある楽団とじっくり音楽を深め、濃いものにしているところです。だからこそ、2011年の「フィガロ紙」によるフランス・オーケストラ番付ではパリ管、パリ・オペラ座管と並び、一躍フランスのトップ・オケに選ばれたわけです。(これはかつてのサイモン・ラトルとバーミンガム市交響楽団を思い出させます・・・)

さて、公演曲目。
今回のストラヴィンスキー「火の鳥」、ドビュッシー「海」、チャイコフスキー「白鳥の湖」といった音楽は、前述の彼らの個性にピッタリで、これら十八番にしているものに加え、エマニュエル・パユというこれ以上ないフルーティストとのハチャトゥリアンの協奏曲(あのランパルの編曲)と、ソヒエフとは何度も共演しているもはや名コンビ、諏訪内晶子とのプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲は、単に「お客様」を迎えたものでは決してない人選、選曲ということがはっきり見えるだけに期待大。







ソヒエフ&トゥールーズ・キャピトル管―― ここにいる彼らにしかない、演奏の醍醐味をどうぞ楽しみにしていて下さい!


チケットのお申込みはこちらまで

カジモト・イープラス会員限定先行受付
10/6(金)12時 ~ 9日(月・祝)18時  ●チケットのお申し込み
一般発売
10/14(土)10時~  ●チケットのお申し込み
 

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