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2016/11/01 | KAJIMOTO音楽日記

●21年ぶり!ポゴレリッチの新録音が聴ける!




12月に来日するピアニストのイーヴォ・ポゴレリッチの久しぶりの録音がネット配信Idagioでスタート!
曲目はベートーヴェンのソナタ22番と24番です。以下のサイトでメールアドレスとパスワードを設定すると無料お試しですぐに聴くことができます。
https://partner.idagio.com/pogorelich/


ポゴレリッチが新しい録音を世に出すのは、ショパンの「スケルツォ」全曲から、なんと21年ぶり。
1981年~95年にかけてドイツ・グラモフォンに数々の名盤を残したポゴレリッチでしたが、ステージにあげるレパートリーも長年かけて準備するというこだわりの人が長年の沈黙をやぶって新録音にのぞんだのは、彼の意気込みのあらわれでしょう。

ノーマン・レブレヒト氏のサイトSlipped Discで速報として出た記事をご紹介します。

【ベルリン/2016年10月31日】
伝説的ピアニスト、イーヴォ・ポゴレリッチが、久々のレコーディングを発表する。収録曲は、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第22番ヘ長調op.54と第24番嬰ヘ長調op.78。ベルリンを拠点とするクラシック音楽配信プラットフォーム「Idagio」の告知によると、ポゴレリッチの新録音は11月2日より、ウェブサイト「idag.io/pogorelich」とIdagioのiOSアプリ限定で配信される。クラシック界では、スター演奏家の録音をデジタル形式のみでリリースする初の試みとなる。

ポゴレリッチのコメントは次の通り。「若い世代の人々に芸術を届けるためには、彼らが用いているプラットフォームを通じて配信していく必要があります。このたび、音楽配信プラットフォームIdagioから、アーティストとして自らの録音を全世界へ瞬時に配信する機会をご提案いただきました。私は、絶えずスマートフォンの画面を凝視し、イヤフォンを介して会話をしている若い人々を不安視する者です。しかし一方で、彼らはヴァーチャルな世界において、すぐれた本能を育みながら、直観に従って行動しています。若者たちは、先入観にとらわれずに注意深く演奏に耳を傾けてくれる聴き手であり、クラシック音楽にとって素晴らしい可能性を秘める存在です。」さらにIdagioの創設者Till Janczukowicz は、こう述べている。「Idagioでは、すでにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団等の録音を扱っておりますが、このたびこのパートナーの輪に、世界的な重鎮であるソリストをお迎えすることになり、光栄に思います。クラシック専門の音楽配信プラットフォームIdagioが目指すのは、高いクオリティと温かい血の通ったキュレーションを技術と結びつけること、そしてそれによって、音楽家やプロモーター、レコード・レーベルが手がける音楽が、デジタル・スペースでより多くの試聴機会を得ることをお手伝いすることです。」

ポゴレリッチの類いまれなキャリアは、1980年のショパン国際ピアノ・コンクール(ワルシャワ)での落選をきっかけに、一夜にして開始した。これに抗議したピアニストのマルタ・アルゲリッチは、「だって彼は天才よ!」と述べ、審査を途中で棄権している。以来、ポゴレリッチの演奏は世界的な水準を誇っている。


■12月10日(土)サントリーホール公演のチケットはこちらまで
 

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