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2015/02/12 | KAJIMOTO音楽日記

●最後の3曲 × 3か月 ―― ?

これ、何のタイトルなのか?といいますと・・・
来週2月17日(火)には、尾高忠明指揮札幌交響楽団の東京公演で、「シベリウス交響曲全曲チクルス」の最終回となる、第5、6、7番の最後の3つの交響曲が、
来月3月21日(土・祝)には、小菅優「ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲演奏会シリーズ」の最終回となる、第30、31、32番の最後の3つのソナタが、
再来月4月29日(水・祝)には、伊藤恵「新・春を運ぶコンサート 8年連続コンサート」の最終回となる、シューベルトのピアノ・ソナタ第19、20、21番の最後の3つのソナタが演奏されるのです。

3か月連続で、作曲家たちの最後の3つの大曲が、それぞれの演奏家が取り組む一大プロジェクトの最終回に演奏される!という。―― これはもちろん、たまたまで、偶然ですが、世界には偶然が必然だったりすることもあるのです。

ベートーヴェンに3つの最後のソナタ―― これは言うまでもなく、全ピアノ・ソナタ史上でも最も高みに達した3曲であり、ベートーヴェンの到達した世界を全面に現したもの。



シューベルトの3つの最後のソナタ―― これも説明するまでもなく、ベートーヴェンとはまた違った方向で、全ピアノ・ソナタ史上最深みに達した3曲で、生と死、希望と絶望の淵を表すもの。



シベリウスの最後の3つの交響曲―― これは愛好家、ファンでない限り、誰もが知っているというわけにはいかないかもしれません。そして未だ第1番、第2番という、ロマン派・国民楽派的名曲の方が有名です。
が、第3番以降のシベリウスの交響曲というのは実に独特な個性と味わいがあり、他にこのような音楽を書いた人は誰もいません。天才は誰にも似ていない――。
「第5」の、シンプルなモティーフから発展する雄渾、
星のまたたく大宇宙を進んでいくような「第6」、
深い精神の森をさまよい歩き、終わりなき旅の錯覚さえ抱かせる、単一楽章の「第7」。
これらはぜひ多くの方々に聴いていただきたい音楽です。




そして、偶然にも生まれたこの3か月連続の「最後の3曲」シリーズ(?)、全部体験することで、皆さまの中にも何かが起こるのでは?!

各々の作曲家の楽曲を自らの中心として活動する、すべて第一級の演奏家たちによる「最後の3曲」に、どうぞご期待下さい!



<各公演の詳細とチケットのお申込み>

小菅優 ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ
全曲演奏会シリーズ 最終回
3月21日(土) 18:00 紀尾井ホール
http://www.kajimotomusic.com/jp/concert/k=460/

伊藤恵 ピアノ・リサイタル
新・春をはこぶコンサート
8年連続コンサート 最終回
4月29日(水・祝) 14:00 紀尾井ホール
http://www.kajimotomusic.com/jp/concert/k=464/

ホクレン クラシック スペシャル 2015
札幌交響楽団東京公演
2月17日(火) 19:00 サントリーホール
指揮: 尾高忠明 (音楽監督)
http://www.kajimotomusic.com/jp/concert/k=461/

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