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2015/02/09 | KAJIMOTO音楽日記

●本国フランスでのラ・フォル・ジュルネ2015開催!ナント発のレポートをどうぞ。

フランスのナントでのラ・フォル・ジュルネが、5月GWの東京に先駆けて行われ、2月1日に大盛況のうちに閉幕しました。



コンサート数350
参加アーティスト1,800名
来場者154,000名

これは昨年を大幅に上回る大成功です!




ナントでは、今年で第21回目を数えるラ・フォル・ジュルネ。今回のこの音楽祭のテーマは「パシオン(PASSIONS)」。
5ユーロ~の低料金、飽きずに聴ける原則休憩なし45分の時間設定、その一方で演奏は上質、音楽好きもクラシック初心者も一日中音楽漬けで楽しめる......という従来のエスプリはそのままに、音楽祭の特徴であるテーマ設定は今年から大きく変わりました。これまでは「モーツァルト」や「ベートーヴェン」あるいは「国民楽派」といった区分でしたが、今年は「パシオン」。(ちなみに来年は「LA NATURE(自然)」)。テーマにあわせて、作曲家も時代も地域も問わずに、縦横無尽にさまざまな曲とアーティストが詰めこまれることになりました。

ところで「パシオン」とは一体…?
英語で言えばパッション。強い思いやあふれ出るエネルギー、あるいは秘めた思い、恋や愛・・・ですね。そしてその一方で「受難曲」という意味もあります。芸術監督ルネ・マルタン曰く、たとえばポルトガルのサウダージ(郷愁の意)や、感情をあまり表に出さない日本人の心情の機微にも「パシオン」を感じるとのこと。


巨匠コルボの「ヨハネ受難曲」。



バロック・アンサンブルのレ・ゾンブルはテレマンを演奏。



エル=バシャはベートーヴェン「熱情」。



昨年、東京でラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を披露して大好評を博したレミ・ジュニエは、バッハとショパン!



アンヌ・ケフェレックはスカルラッティを。


モンテヴェルディやバッハに始まり、ペルトの受難曲もあり、オペラのアリア、ロマン派の室内楽作品、オーケストラ作品の名曲たち......ありとあらゆるラインナップが一堂に会し、これだけの生演奏に浸れる機会は、やはりルネ・マルタンのプロデュースならでは。


もともとはドラム少年だったルネ、プチ・マルタンに何か教えているようです。




メイン会場、夜はライトアップされていました。



元ビスケット工場も会場に。



待ち時間には飴ちゃんが配られる、ちょっと嬉しいサプライズも。




音楽におけるパシオンとは?
あなたが見つけるパシオンは?
日本での開催は今年もゴールデンウイークに!

【2015年5月】
2~3日:びわ湖「パシオン・バロック~バッハとヘンデル~」
2~4日:東京「パシオン~恋と祈りといのちの音楽~」
3~5日:金沢「パシオン・バロック~バッハ、ヘンデル、ヴィヴァルディ~」
8~10日:新潟「パシオン~恋する作曲家たち~」

まもなくプログラム発表です。お楽しみに!


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