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2013/06/28 | ニュース

◆ルネ・マルタンが「文化庁長官表彰(文化発信部門)」を受彰

音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」の創設者で、同音楽祭のアーティスティック・ディレクター(芸術監督)をつとめるルネ・マルタンが、このたび日本にて「文化庁長官表彰(文化発信部門)」を受彰することが決定いたしました。



「文化庁長官表彰(文化発信部門)」は、国際文化交流等に顕著な貢献をした者の功績をたたえ、文化庁長官が表彰するものです。マルタンの受彰理由は以下のとおりです。
なお表彰式は、来月にフランスにて行われる予定です。

 

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クラシック音楽に関する企画・制作のエキスパートとして活躍するとともに,日本国内5都市で開催するラ・フォル・ジュルネ音楽祭を通じて,国内外アーティストの交流や活躍の場を創出するなど,音楽による国際文化交流に貢献している。

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◆ルネ・マルタンとは?

“世界各地で年間約1550公演を手掛けるカリスマ音楽プロデューサー”ルネ・マルタンは、フランスのナント出身。青少年期にはジャズとロックに没頭し、10代でクラシックの素晴らしさに目覚めました。経営管理学と音楽を学んだのち、ナントに芸術研究制作センター(CREA)を創設。現在、同センターの芸術監督をつとめています。

◆世界最大級の国際ピアノ音楽祭を創設/リヒテルとのコラボレーション!

マルタンは、1981年に南フランスのラ・ロック・ダンテロンにピアノ音楽祭を創設。以後毎年、ルプーやアルゲリッチ、プレトニョフ、キーシン、フレイレ、チック・コリア、小曽根真ら世界的ピアニストを招いています。
このほか1988年からはスビャトスラフ・リヒテルよりトゥレーヌのメレ農場音楽祭を任され、リヒテルの音楽祭「12月の夕べ」(モスクワ)にも助言を寄せています。

◆「ラ・フォル・ジュルネ」とは?

1995年、クラシック音楽の民主化を目的に、マルタンによってナントで創設されました。
「一流の演奏を低料金で提供することによって、明日のクラシック音楽を支える新しい聴衆を開拓したい」という考えに基づき、毎年テーマを設定して短時間・低料金のコンサートを朝から夜遅くまで複数会場で同時多発的に開催。これまでのクラシックの常識を覆し、クラシック・ファンのみならずクラシックに縁がなかった人々の支持も得ました。

ラ・フォル・ジュルネは、いまやヨーロッパでもっともエキサイティングな音楽祭といわれるまでに成長し、ポーランドやブラジル、ポルトガルにも進出しています。

日本には2005年に上陸。初回には「ベートーヴェンと仲間たち」をテーマに、ゴールデンウィークに来場者32万人を記録し、多くの聴衆を魅了しました。
現在、日本では東京(会場:東京国際フォーラム)のほか、金沢・新潟・びわ湖(滋賀)・鳥栖(佐賀)の全5都市にて開催されています。

◆ドタバタの革命!!

「ラ・フォル・ジュルネ」とは、フランス語で「狂った一日(クレイジーな一日)、ドタバタの一日、熱狂の日」の意。
(実は95年に「ラ・フォル・ジュルネ」がスタートした当初、音楽祭開催期間は1日でした。)
モーツァルトの「フィガロの結婚」の原作となった、ボーマルシェの戯曲のタイトル「ラ・フォル・ジュルネ、あるいはフィガロの結婚」からインスパイアされたものです。
戯曲は1784年に発表された当時、世間の価値観を覆し、フランス革命の契機となったともいわれています。
ルネ・マルタンによる“革命”への歩みは、今後も続きます・・・!

「ラ・フォル・ジュルネ」詳細
 

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