NEWSニュース

2013/05/14 | KAJIMOTO音楽日記

●剛腕・超絶技巧ピアノ再び!ベレゾフスキー、いよいよ発売開始。

先日のラ・フォル・ジュルネ音楽祭でもまたもや凄いピアニズムを決めて喝采をあびた、ロシア中堅世代を代表するボリス・ベレゾフスキーが11月に東京オペラシティでリサイタルを開きます。

ところでKAJIMOTO Concert誌や音楽雑誌等で一部発表されていた曲目に若干の変更がありますので、この場で発表させていただきますが、
後半のドビュッシー:前奏曲集第2巻 の部分が・・・

ドビュッシー:前奏曲集第1巻より
           デルフィの舞姫たち
           野を渡る風
           雪の上の足あと
           西風の見たもの
           とだえたセレナード
           亜麻色の髪の乙女
           ミンストレル


となります。お詫びとともに、何卒よろしくお願い致します。


[ボリス・ベレゾフスキー ピアノ・リサイタル]
11月20日(水)19時 東京オペラシティ コンサートホール

カジモト・イープラス会員限定先行受付
5月16日(木)12時 ~ 5月20日(月)18時  ●お申し込み
一般発売
5月25日(土)10時~  ●お申し込み





ラ・フォル・ジュルネでは毎年のように来日しているベレゾフスキーですが、リサイタル・ツアーは大体2、3年に1度。前回2011年秋のリサイタル・ツアーでのリスト「超絶技巧練習曲集」は見事でした!天晴。「超絶技巧」という名の曲名に恥じない・・・どころか、こういうピアニズムをもってして、初めてこの曲を弾く資格があるのだ、と思わせてくれたほどです。
「超絶技巧」というと、なんとなく、タイトルにも書いたような剛腕とか、豪壮でアクロバティックな、人間ワザでない面ばかりイメージしてしまうきらいがありますが、それは一面的な見方というもので、例えば繊細でささやくような部分を信じられないくらいのピアニッシモで心沁みる演奏をする、というのも「超絶技巧」なのですよね。これだって人間ワザとは思えない側面。

ベレゾフスキーのピアニッシモ・・・というと私は彼の初来日の時のことを思い出します。チャイコフスキー・コンクール優勝の翌年くらいでしたでしょうか?(1991年くらい?)
テレビで放映されたコンクール本選でのチャイコフスキーのピアノ協奏曲はそれこそ痛快なくらい、そして異常な馬力でバリバリ弾いていました。が、この初来日で弾いた曲目の中にベートーヴェン「ピアノ・ソナタ第11番」があり、その第2楽章の遅く静かな音楽でのひそやかな瞑想的な広がり、しんしんと降る雪のような静かな音に驚かされたものです。その繊細な音色のグラデーションには、この初期のソナタで既にシューベルトの世界を予感させるような雰囲気さえありました。
(私の思い込みかもしれませんが、大体この頃の彼はインタビューでも結構生真面目でした。今はテレなのか、はぐらかすような、どこまで本気なのかわからないような冗談を飛ばしてきますが・笑)

そんな極端な両面をもつベレゾフスキーが今回弾くのは、
前半に彼の出自・ロシア・・・ラフマニノフの前奏曲集から数曲 + ピアノ・ソナタ第2番、
後半にフランス・・・ドビュッシーの前奏曲集から + ラヴェル「夜のガスパール」。
まさに前半には主に豪壮な方の超絶技巧と旋律的情緒が、後半には繊細な音色を駆使した技巧の方と、それによる印象主義的テクスチュアが発揮される両面構成(?)になっています。

ベレゾフスキーの、真の意味での底知れぬスケールによる「超絶技巧」、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。


■チケットのお申込みはこちらまで

カジモト・イープラス会員限定先行受付
5月16日(木)12時 ~ 5月20日(月)18時  ●お申し込み
一般発売
5月25日(土)10時~  ●お申し込み


ボリス・ベレゾフスキー プロフィール

PAGEUP