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2013/01/15 | KAJIMOTO音楽日記

●井上道義&サンクトペテルブルク響の名コンビ公演、発売開始!

年が明けてからの連休は大雪。。。 翌朝の通勤はさぞや大変だったかと思います。転んだりはなさらなかったでしょうか?明日くらいまではお気をつけ下さい・・・。

さて、先週末に指揮者・井上道義所信表明(!?)をアップしました通り、4月に来日するサンクトペテルブルク交響楽団との公演チケットの、カジモト・イープラス会員限定先行受付がいよいよ始まります。


《井上道義指揮サンクトペテルブルク交響楽団》
カジモト・イープラス会員限定先行受付  ●お申し込み
1月16日(水)12時 ~ 1月20日(日)18時
一般発売  ●お申し込み
1月26日(土)10時 ~




サンクトペテルブルク響(旧レニングラード響)は1931年にレニングラード放送のオーケストラとして設立されてから、ムラヴィンスキーやムーシン、テミルカーノフ、コンドラシン、マゼールらの大指揮者が指揮してきたことはもちろん、同時代の作曲家の作品発表に貪欲で、カバレフスキーやハチャトゥリアンが自作を指揮してきたことなどもあり、早い時期からとても柔軟なスタイルをもつオーケストラとして知られています。また、かつてのロシアの首都であり、地理的にもよりヨーロッパに近かったレニングラードのオーケストラは、モスクワのそれよりも西欧風の洗練を見せるのが興味深いところです。

このオーケストラのエピソードとして何といっても有名なのは、第2次世界大戦中、包囲されたレニングラードにあって、この楽団だけが市内に留まって演奏活動を続け、1942年8月9日にナチス軍が市内突入を図った際にも敢然とショスタコーヴィチの「第7交響曲」を演奏した、という例の話です。本当に剛毅だと思います。

この剛毅さと柔軟さは、1977年から常任指揮者を務めるドミトリエフが現在に至るまで大事に育てていて、まさにショスタコーヴィチ「交響曲第7番・レニングラード」を井上道義が指揮した2007年、日比谷公会堂「ショスタコーヴィチ交響曲全曲プロジェクト」の中でも、彼らはこの曲の内容の重み、音楽としての高度なスタイルを「すべて」開陳してくれました。ちょっとやそっとでは忘れられない凄絶な演奏でした。

***

井上道義が“所信表明”で述べている通り、彼がこのオーケストラを初めて振ったのは1974年ですが(かのマリス・ヤンソンスに悔しそうな顔をさせるなんて痛快。)、やはり両者が本当にかけがえのないパートナーとして力を十全に発揮するケミストリーを起こしたのは、この「ショスタコーヴィチ・プロジェクト」の準備に入った2006年からなのでしょう。
井上の常人離れした(?)パッション、感受性、アイディアを、この剛毅で柔軟なオーケストラはしっかりと受け止め、さらに幅や厚み、あたたかみを加えた音楽に消化して演奏してくれます。そしてこのコンビが今度やるのはチャイコフスキー

チャイコフスキーの音楽って、もちろんロマンティックで華麗なる色彩絵巻なわけなのですが、それ以上に浮世離れした“幻想”味を感じさせ、井上&サンクトペテルブルク響だとそうした浮世離れ感(?)とか、またショスタコーヴィチでみせる厳しくストイックな精神のありようなどが巧まずしてにじんでくる気がします。

ぜひ楽しみにしていて下さい。そんな音楽を多くの方々に聴いていただければ幸いです。


■チケットのお申込みはこちらか

《井上道義指揮サンクトペテルブルク交響楽団》
カジモト・イープラス会員限定先行受付  ●お申し込み
1月16日(水)12時 ~ 1月20日(日)18時
一般発売  ●お申し込み
1月26日(土)10時 ~


サンクトペテルブルク交響楽団 プロフィール
井上 道義 プロフィール

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