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2012/09/25 | KAJIMOTO音楽日記

●ジャコモ・マンゾーニ自身によるレクチャー付き公演開催決定(10/26)




「ポリーニ・パースペクティヴ」の軸となる4人の現代作曲家の一人であるジャコモ・マンゾーニ氏が来日し、イタリア文化会館にてレクチャー公演を行います。
80歳という年齢ながらも今も積極的に創作活動や若い音楽家の育成に取り組むマンゾーニ氏。
作曲家自身による言葉で語られる作品への解釈や想いについて直に触れることのできる貴重なチャンスです。
「日本人の演奏家たちに是非自分の作品を演奏して欲しい」というマンゾーニ氏の強いリクエストに応える5名の演奏家によるコンサートとともにお楽しみください。


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ジャコモ・マンゾーニ
作曲家自身によるレクチャー&コンサート


2012年10月26日 (金) 19:00
イタリア文化会館 東京 アニェッリホール

料金: 全席自由¥2,000

曲目:
QUATTRO VERSI DI M. CVETAEVA (1990)
   ―ソプラノとヴァイオリンのための
STUDIO TRE (1964)
   -テープによる
ESTREMITÀ (1983) text by F. Leonetti
   -ソプラノのための
VOCI (2005)
   ―弦楽四重奏のための

出演:
ジャコモ・マンゾーニ (レクチャー)
天羽明惠 (ソプラノ)
亀井庸州 (ヴァイオリン)
亀井庸州 多井智紀 辺見康孝 安田貴裕 (弦楽四重奏)


出演者プロフィール:

ジャコモ・マンゾーニ (作曲家)
1932年ミラノに生まれる。特に女声に焦点をあてた声楽作品やオペラ作品で名高い。作曲家としての才能はもとより文献学にも秀でており、シェーンベルクの「和声概論」の研究や、現代音楽誌の編集者や新聞等の音楽評論家として活躍した経歴も持つ。当時ごく僅かの作曲家のみが操ることができた「十二音技法」を若い頃から取り入れ、また、前衛的な音楽の中にも古い民謡や音楽劇の断片が存在する音楽は高く評価され続け、芸術的円熟に達した近年ではしなやかで優美な音楽が目指されている。後進への指導も積極的に行い、ミラノ音楽院などで教鞭をとったほか、音楽学校を設立するなど長年にわたる教育活動の功績は大きく、数々の勲章が与えられている。

天羽明惠 (ソプラノ)
超絶的なコロラトゥーラとリリックな声を併せ持ち、内外で高い評価を得ているソプラノ歌手。95年ソニア・ノルウェー女王記念国際音楽コンクール優勝。ジュネーヴ大劇場、ザクセン州立歌劇場、ベルリン・コーミッシェ・オーパー等ヨーロッパ各地の歌劇場や音楽祭に出演。国内でも新国立劇場、サントリーホール・ホールオペラなどへ定期的に登場し、主要なオーケストラの定期公演にもソリストとして出演している。1999年度アリオン賞、2003年新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞受賞。サントリーホール・オペラアカデミーのコア・メンバーとして、若手の指導にも力を入れている。

亀井庸州 (ヴァイオリン)
5歳よりヴァイオリン、18歳より尺八を始める。東京音楽大学在学中より新作を中心とした同時代作品の演奏活動をはじめ、卒業後ベルギー王立リエージュ音楽院にて現代音楽についての研鑽を積む。湯浅譲ニ室内楽作品個展、東京オペラシティコンポージアム、武生国際音楽祭など数多くの公演に出演する他、一柳慧氏監修による神奈川県民ホール「アートコンプレックス2011」にて、ジョン・ケージのフリーマン・エチュードの数曲を日本人として初演奏。最近の無伴奏リサイタルでは、尺八とヴァイオリンを持ち替えた全て新曲によるプログラムを組むなど、二つの楽器による挑戦的な活動を展開している。

辺見康孝 (ヴァイオリン)
現代音楽を得意とし、独自の奏法を開発し従来の奏法では演奏不可能な作品もレパートリーとする。武生国際音楽祭、アルスムジカ(ベルギー)、フランダース音楽祭(ベルギー)、ベルフォール音楽祭(フランス)、ウルティマ音楽祭(ノルウェー)、メルボルン国際芸術祭(オーストラリア)、ブリスベン・バイエーニアル音楽祭(オーストラリア)、TBAフェスティバル(アメリカ)、大邱国際現代音楽祭(韓国)など多くの国際音楽祭に招かれている。また、スタンフォード大学などでの現代奏法についての講義は好評、作曲家としての創作活動に刺激を与え続けている。2005年サントリー音楽財団佐治敬三賞受賞。 

安田貴裕 (ヴィオラ)
1978年生まれ。ヴァイオリンを川畠正雄、山口裕之、三戸泰雄、ロバート・ダヴィドヴィチ他各氏に師事。東京音楽大学入学後、奨学金を得て州立フロリダ国際大学に入学。帰国後、様々なオーケストラなどでヴィオラ、ヴァイオリンを演奏する他、同時代の作曲家と共に歩むことを主眼に活動を行ない、これまでに80曲以上に上る新曲初演に携わっている。現在、「本歌取りプロジェクト」メンバー。KEI音楽学院講師。

多井智紀 (チェロ)
大阪府立夕陽丘高校音楽科、東京芸術大学にて学ぶ。在学中より7時間半かけてのモートン・フェルドマンの弦楽四重奏第2番日本初演や、アルド・クレメンティの2回の作品個展を企画、松平頼暁氏の作品初演など、現代音楽のフィールドで活動を開始した。並行し、フーガなど対位法作品の研究、スタジオワーク、セレブ弦楽四重奏団、木下正道氏と自作電気機器での電力音楽も行う。2010年より作曲家の星谷丈生氏と共にCDレーベル/企画団体「時の形レコード」tokinokatachi.comを運営。

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