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指揮 デイヴィッド・レイランドDavid Reiland

PROFILE


 ベルギー生まれ。2012年よりルクセンブルク室内管弦楽団の音楽監督、2009年よりアンサンブル・ルシリンの首席指揮者、2014年よりオペラ・ドゥ・サン=テティエンヌのアーティスティック・アドバイザー兼初代客演指揮者を務める。
 ブリュッセル王立音楽院卒業後、パリのエコール・ノルマル音楽院で指揮を学ぶ。数々の受賞歴を誇る。ザルツブルクのモーツァルテウム音楽大学では、デニス・ラッセル・デイヴィスとホルヘ・ロッターに師事し、モーツァルテウム管弦楽団と共演しながらバーンスタインの交響曲全曲と、3年にわたりモーツァルトの交響曲チクルスに取り組んだ。その後、ルツェルン・フェスティバルでピエール・ブーレーズのもと副指揮を務めながら、デイヴィッド・ジンマン、ベルナルト・ハイティンク、マリス・ヤンソンス、ヨルマ・パヌラ、ペーター・ギュルケらに師事。また、ザルツブルクではアレクサンダー・ミュレンバッハと出会い、作曲を学んだ。現在は、作曲家そしてサクソフォン奏者としても活躍しており、自身がサクソフォンとオルガンのために作曲した《イニティウム》と、大編成ブラスバンドとパーカッションのための《アスガルド》は、先シーズン、オーストリアとルクセンブルクで演奏された。
 2006年よりハレ管弦楽団、エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団、ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、シュトゥットガルト室内管弦楽団、ミュンヘン放送管弦楽団、バーゼル交響楽団などに頻繁に客演している。エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団では、副指揮者として数々のプロジェクトやコンサートに携わりながら、サー・サイモン・ラトル、イヴァン・フィッシャー、サー・マーク・エルダー、サー・ロジャー・ノリントン、ウラディーミル・ユロフスキ、フランス・ブリュッヘンらのアシスタントを務めた。ロンドン・デビューは2012年2月、ロイヤル・フェスティバル・ホールでエイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団とBBC合唱団と共演しベルリオーズの《ロミオとジュリエット》を演奏した。
 2014年には、サン=テティエンヌでモーツァルトのオペラ・シリーズを担当し、《魔笛》と《皇帝ティートの慈悲》を指揮して大成功を収めた。その後、パリ市に招かれパリ国立高等音楽院とフィルハーモニー・ド・パリが共同制作した《ポントの王ミトリダーテ》を指揮、続いて2016年3月には、同じ共同制作でベッツィ・ジョラスの《Illiade l’Amour 》を上演した。また、細川俊夫の《大鴉》をアムステルダムで初演、ルクセンブルクでも公演し、2014年にはパリのブッフ・デュ・ノール劇場で上演した。
 2006年には、パリのマッシーで《カルメン》を指揮、さらに2012年にも同作品をボリショイ劇場で振った。サン=テティエンヌで《カルメル会修道女の対話》、ローザンヌ歌劇場でオッフェンバックの《美しきエレーヌ》、ライプツィヒ歌劇場では、新たに発見されたグノーのオペラ《La Cinq Mars》を指揮した。また、ロイヤル・フランダース・オペラには、《真珠採り》でデビューする予定である。エクサンプロヴァンス音楽祭がソウル・パフォーミング・アーツ・センターと共同制作した《コシ・ファン・トゥッテ》では、ソウル公演を任され、またミュンヘン交響楽団へのデビューでもモーツァルトを披露している。エクサンプロヴァンス音楽祭とミュンヘン交響楽団からは、すでに来シーズンの客演依頼を受けている。
 2016年秋、ルクセンブルク室内管弦楽団との共演でアレクサンダー・ミュレンバッハの作品を収録したCDをリリース。同年3月には、ミュンヘン放送管弦楽団との共演でバンジャマン・ゴダールの作品のみを収めたCDを発表し、国際的に高い評価を得た。

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